agriculture2012
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機能性食料開発学専攻(独立専攻)この専攻は、食べ物が持つ働きの中で、特に「人の健康を守る」、「病気を予防する」といった部分に着目し、それらの働きを最大限に活かし利用しようという目的で農産物や食品の研究を行うところです。図のような4つの講座からなっています。食資源の生産現場から食品製造まで幅広く学ぶとともに、医学や薬学など健康に関することも学びます。一般に、大学院・専攻は学部・学科の上に2階建てのようにできています。(例えば「食料生産科学科」の上には「食料生産科学専攻」)しかし「独立専攻」は一階部分の学科がない大学院で、学部や学科の壁を越えた幅広い分野から学生を募集しています。「独立専攻」って何? 機能性食料開発学専攻は、食品が持つ働きの中で特に「人の健康を守る」、「病気を予防する」といった観点で、それらの働きを最大限に活用する目的で農産物や食品の研究を行っています。下図のような4つの講座から構成されています。食資源の生産から食品の製造や機能まで幅広く学び、医学・薬学など健康維持に関することも学びます。機能性食料開発学専攻機能性成分を含む農産物機能性成分の精製と同定各種生物活性の測定研究の対象は生活習慣病などを予防する成分を含んだ農産物です。農産物中に含まれる機能性成分の分離や同定を行います。様々な機能性成分を含有するトウガラシ類生体防御に有効な牛乳フーリエ変換高分解能核磁気共鳴装置(NMR)による機能性成分の構造決定活性酸素を測定するルミネッセンサー乳酸菌は生活習慣病予防に効果があります活性酸素は様々な疾病や老化などの原因となります。農産物中に含まれる成分が活性酸素産生を抑制するかどうかを測定します。大学院農学研究科■修士課程Graduate School17

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