agriculture2012
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森林環境科学コース 森林科学科は、20科目以上の実習・演習科目を開設しています。講義で得た知識は、実習・演習によってより実用的なものとなるでしょう。また、企業や行政機関などでの実習を単位として認定する「インターンシップ」を導入しています。知識と技術をつなぐ生きた教育が信州大学の森林科学科では行われているのです。 信州を中心とするアルプス圏は国内随一の森林山岳地帯を有し、豊かな森林と山岳特有の自然現象を身近に観察できる絶好の位置にあります。森林環境科学コースでは、森林と山岳の持続的管理および森林資源の循環利用を図るため、アルプス圏における森林生態系の保全と山地防災および木材利用が調和した流域管理に関する高度な技術者養成教育を行っています。 農山村から山岳に広がる田園地域では、自然と共生した農林業や住民生活が営まれてきました。そこでは、豊かな動植物相や景観が形成され、人々が安全で心豊かな文化的生活を営むのに好適な田園環境がありました。しかし、社会の変化にともなって、この地域の環境は著しく変化し、新たな田園環境の創出が急務となりました。田園環境工学コースでは、計画学的手法、生態学的手法、および工学的手法を総合的に駆使して、新たな田園環境の創出を目指す技術者を養成するための教育・研究を行っています。田園環境工学コース●田園フィールドでの環境調査●演習林(西駒・手良沢山)での山や樹の計測●演習林での森林生産実践実習●キャンパスでの野生植物生態基礎演習Department of Forest Science10植林・育林の実習から“みどり”の大切さを体得します。キャンパス自体が学びの場で、樹木名やその性質を学びます。信州の多様な森林や田園フィールドを活かす調査も魅力です。測量や測樹により、山や森林の観察・状況を知ります。

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