生活ガイド2011(正規版)
22/40

松本キャンパスGuide to Campus LifeSHINSHU UNIVERSITY21Matsumoto Style理学部■記事や学年は平成23年3月に取材した当時のものです。※メンター活動:後輩を指導、サポートする活動MONTUEWEDTHUFRISAT・SUN1地震学野外巡検事前学習岩石学Ⅱサークル2地球・惑星物理学構造地質学資源地質学Ⅰ堆積学コロキウムⅠ3理科指導法(物・化)地球化学実験堆積古生物実験Ⅰ岩石学実験45 or 放課後サークルサークル6 or 放課後入江 志織さんの1週間(3年後期)MONTUEWEDTHUFRISAT・SUN1教職科目(生徒指導概論)日本地質教職科目(道徳教育の理論と実践)野外巡検等(不定期・終日)2科学英語第四紀学岩石学Ⅰ地質調査法実習Ⅱ3水泳・自転車(趣味)水泳・自転車(趣味)鉱物・岩石学実験4英語演習5 or 放課後メンター活動※6 or 放課後野尻湖の日(所属団体の会議)つちの日(所属団体の会議)楠 将宣さんの1週間(2年後期)松本で自転車の楽しみを覚えた楠さん堆積学を研究テーマに選んだ入江さん質学は一見地味なイメージがあるかもしれませんが、何十億年も昔の地形が復元できたり、気候変動の様子が分かるなど、とてもスケールの大きな学びができる学問なんです。面白いのは、仲間と一緒に同じ風景を見ても、いろいろな解釈が出てくるところ。それぞれの意見を論証するプロセスなどは、とくに勉強になります。 キャンパス以外の活動では、ナウマン象で知られる野尻湖の発掘活動に協力して、会員向けの機関誌を編集するなどの普及活動を行っています。普段の楽しみとして一番はまっているのが自転車ツーリング。とくに景色がよく見える峠道を走るときの気分は格別です。入学祝いでもらった自転車の走行距離は2年間で7,000kmになりました。地理学部 地質科学科2年京都府出身・西舞鶴高等学校卒楠くすのき 将まさ宣のぶさん(写真左)本のまちは晴れの日が多く湿気も少ないので、とても住みやすく感じます。また、地質学を学ぶ上では、フィールドに恵まれている点が何よりの魅力ですね。信大の地質科学科は野外実習が多く、よく歩くことで有名です。私は信大生になるまで山歩きの経験がなかったのですが、情熱を傾けて調査に励む教授の背中を追いかけ、地質学の面白さが実感できるようになりました。 信大で見つけたもう一つの楽しい場所が、混声合唱団サークルのステージです。昨年の定期演奏会では、運営責任者として多くのお客様に楽しんでもらえるように宣伝活動や舞台作りに奔走。無事に幕が下りた瞬間は大きな達成感に包まれました。松理学部 地質科学科3年福井県出身・若狭高等学校卒入いり江え 志し織おりさん(写真右)A実習には何を持って行きますか? ヘルメット、ハンマー、傾斜を測るクリムメーターなどが実地調査の必需品。デジカメを持って行って、一般の人が入れないような場所で写真を撮ることもありますね。Aどんなフィールドワークがありますか? フィールドワークのヤマ場は、3年生の時。前期に行われる“大巡検”では1週間かけて東北地方の地質を巡り、夏休みにも進級論文のための地質調査を行いました。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です