医療機器製品・部品メーカーによる技術シーズ展示会 2013 (2013/9/17~18)

2013.10.02

平成25年9月17~18日の2日間にわたり、信州大学医学部附属病院にて「医療機器製品・部品メーカーによる技術シーズ展示会 2013」を開催しました。
この展示会は、信州メディカル産業振興会の会員企業や、医師・看護師等の医療に従事する方々に向けて、普段目にすることのない各社独自の技術を披露していただき、新しい医療機器等の開発アイデアに結びつける機会となるよう開催したものです。

メーカー18社、信州大学工学部研究室(医学部との共同研究)よりご出展いただき、全20ブースでの製品展示のほか、ミニプレゼンテーションによる技術紹介を行い、出展企業や研究室の医療機器開発への取組みを詳しく伺うことができました。

また、基調講演では、17日にセイコーエプソン㈱の小須田様より「脈拍計を用いた新サービスへの取組み」について、18日に東レ㈱の佐々木様より「東レの多機能繊維のご紹介と医療貢献への可能性」についてのお話を伺いました。

この展示会での来場者数は延べ200名(内、医療従事者40名)となり、来場者からは「医療機器開発に関わる様々な企業、技術を知ることができた」「製品について解りやすく説明していただけた」など、大変ご好評をいただきました。アンケートによる来場者満足度および感想ついては、以下のとおりです。

 ≪ 感想 ≫
  ・普段では知ることのない企業を知った。(研究室)
  ・実際に機器を体験することができた。(大学職員)
  ・医療機器開発の実態を把握した。(技術センター)
  ・エンジニアの方と直接話ができた。(会社員)
  ・こちらの研究にプラスになった。(大学教員)
  ・各社の具体的な取組み内容が見えてよかった。(会社役員)
  ・(ミニプレゼンについて)短時間で必要な情報を得ることができた。
                             (コーディネーター)
  ・各社の技術シーズが身近に分かるよい機会です。(コーディネーター)
  ・できれば、福祉分野を含めて、多くの商品を見せてほしい。(公務員)

来場者からのご意見を参考に、今後もこのような催しを企画し、会員の皆様のメディカル分野研究開発のお役に立てるよう尽力して参りたいと存じます。