信州メディカル産業振興会 メールニュースVOL.13 2011/9/30発行

2011.09.30

信州メディカル産業振興会 メールニュース          

         VOL.13   2011/9/30   
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このメールマガジンは、信州メディカル産業振興会会員の皆様に 
お送りしています。企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ 
情報のご提供をお願いいたします。              
                              
【注意!!!】                       
お使いのメール環境によってwinmail.datが添付される場合がござ
いますが、内容には関係ございませんので、そのまま削除願います
                              
                              
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+ 目 次                         +
+                             +
+ ■信州メディカル産業振興会からのご案内         +
+  □各部会の活動報告                  +
+  □第5回講演会                    +
+  □長野県「地域イノベーション戦略」キックオフイベント +
+  □日本塑性加工学会 北関東信越支部 長野ブロック   +
+   第31回技術講習会                 +
+                             +
+ ■会員企業からの情報                  +
+  □キッセイ薬品工業株式会社からの情報         +
+   「地域医療」                    +
+                             +
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======信州メディカル産業振興会からのご案内======
          各部会の活動報告
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◎社会医工学部会(8月23日実施)
リハビリテーション体験者による体験談の報告会を行った。実際に
行ったリハビリテーションの紹介や、障害の受容期から自己確立ま
での心の推移を体験者の目線で報告いただいた。また、これから話
題となるであろう介護機器(入浴装置)などの紹介もあり、意義深
い会となった。
(担当:松岡・西山)
◎TR部会(9月1日実施)
参加企業からの事例発表及び「医療機器の部材供給に関するガイド
ブック講習会」の報告があった。また、参加者より中小病院におけ
る医療分野でのニーズ動向についても紹介があり、非常に充実した
会となった。次回は信州大学医学部附属病院の臨床試験センター副
センター長より治験体制等について話を伺う予定。
(担当:倉科・百瀬)
◎食品サプリメント部会(9月20日実施)
参加企業の製品説明の後、フリーディスカッションの中で、今後の
活動として、健康食品産業に従事している企業に声掛けを行い、勉
強会や講演会を計画する等の意見が出された。計画が実行に至れば
振興会会員にも周知し参加を呼びかける予定。
(担当:木下・百瀬)
◎殺菌・滅菌部会
参加企業を募ったところ、7社からの希望が集まり発足する運びと
なった。担当コーディネータや活動日については、現在調整中。
※各部会への参加希望を随時受け付けております。
 参加を希望される方は事務局までご連絡ください。
 また、各部会の次回活動につきましては確定した段階でホームペ
 ージ上に随時掲載していきます。
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           第5回講演会
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はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点より講師をお招きし、浜
松地域での先進的な取組や、信州地域との連携の可能性についてお
話いただく講演会を下記のとおり開催いたします。
 つきましては、ご多用中とは存じますが、ご参加くださいますよ
うお願い申し上げます。
 申込方法はホームページよりチラシをダウンロードしていただき、
必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送でお送りください。
記入内容を本メールまたはお電話でご連絡いただいても結構です。
ホームページ内お問い合わせフォームからもお申込みいただけます。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。
http://www.shinshu-u.ac.jp/group/smia/
            記
日時 平成23年10月17日(月)16:00~17:15
            (交流会 17:30~19:00)
会場 信州大学松本キャンパス 
    旭会館3階 大会議室(講演会)
       2階 ライジングサン(交流会)
※正門から150mほど直進した左手の5階建ての建物です。
 (下記URLキャンパスマップ内11番)
 信州大学内に駐車場はございませんので、
 公共交通機関をご利用ください。
 http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/maps/map05.html
プログラム
16:00~17:15
演題:「はままつ発モノづくりと医療の融合」
講師:山本 清二 氏
   浜松医科大学 産学官共同研究センター センター長
      メディカルフォトニクス研究センター 准教授
   はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点 研究統括
講師の紹介:
 1980年浜松医大医学部卒業、脳神経外科入局。1985年からは豊
富な手術経験を活かし焼津市立総合病院脳神経外科科長として勤
務する。1988年脳神経外科助手として浜松医大に戻り、1991年か
ら1993年まで米国コーネル大学医学部研究員として脳電気刺激に
よる脳保護の研究を行う。帰国後、浜松医大脳神経外科助手として
診療業務と神経保護の基礎研究を行い、2000年から光技術を応用し
た基礎研究を行うために光量子医学研究センター助教授(現 准教
授)となる。光技術を応用した研究の経験と臨床医であるというバ
ックグラウンドを生かして、最近は光技術を応用した医療機器開発
に携わり、先端医療開発特区(スーパー特区)に採択され内視鏡手
術ナビゲーターや立体内視鏡を開発している。
平成22年4月から「はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点」
の研究統括として、事業を推進するために努力している。平成23
年4月より、この拠点事業の中核施設である「浜松医科大学・産
学官共同研究センター」のセンター長も務める。
17:30~19:00 交流会(会場:2階 ライジングサン)
主催 信州メディカル産業振興会
   信州大学産学官連携推進本部
共催 信州産学官連携機構
※今回は、上記による開催となりますので、各主催の参加者が
 合同で出席いたします。
参加費  無料
※交流会参加者は1人2,000円を会場にて頂戴いたします。
以上
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   長野県「地域イノベーション戦略」キックオフイベント
     (共催:信州メディカル産業振興会)
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近年、県内ものづくり産業を牽引してきた家電や電子機器等の分野
は、中国や韓国企業の台頭により苦戦を強いられており、地域産業
における新たなビジネスモデルの構築が急務となっております。
そこで、県内の産学官金が連携し、新興国に対しての優位性と高い
付加価値を持つといわれる「メディカル分野」に焦点をあてた新た
なイノベーション戦略を 策定しました。
キーワードは「国際競争力」。文部科学省、経済産業省からのご支援
のもと超精密技術などメイドインNAGANOの得意技を活かしつ
つ国際競争力あるメディカル産業の集積を目指します。
当プロジェクトを産学官金の人知を結集してスタートすべく下記の
とおりキックオフイベントを開催いたしますので企業や大学、行政
、金融機関、病院、診療所の担当者、産業支援機関のコーディネー
タ等、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
※本イベントは長野県産学官連携協議会の構成機関が連名で提案し
平成23年8月に文部科学省、経済産業省、農林水産省から選定さ
れた「地域イノベーション戦略推進地域(国際競争力強化地域)」
及び文部科学省から採択された「地域イノベーション戦略支援プロ
グラム」の本格実施、さらには、国立大学法人信州大学が提案した
「イノベーション拠点立地支援事業(「技術の橋渡し拠点」整備事業)」
が同年7月 に経済産業省から採択されたことを受けて実施するものです。
                 記   
日時:平成23年10月6日(木)
   14時00分~17時15分(17時30分から名刺交換会)
場所:松本東急イン  
   松本市深志1-3-21 TEL 0263-36-0109
http://www.matsumoto-i.tokyuhotels.co.jp/ja/access/index.html
主催:長野県産学官連携協議会
  (構成機関:社団法人長野県経営者協会、国立大学法人信州大学、
   長野県、株式会社八十二銀行、財団法人長野県テクノ財団)
共催:信州メディカル産業振興会
内容 ※ 参加無料、定員は150名程度です。
(名刺交換会に参加される場合は、当日3千円をお支払いいただきます。)
14:00~14:10 主催者あいさつ
       長野県副知事 和田 恭良(調整中)、
       国立大学法人信州大学 学長 山沢 清人
14:10~14:25 「長野県の地域イノベーション戦略への期待(仮題)」
      文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課 
      地域支援企画官 木村 直人 氏
14:25~14:40 「長野県の地域イノベーション推進に係る取組みへの
       期待」
       経済産業省経済産業政策局
       地域経済産業グループ地域技術課 
       課長 渋谷 浩 氏
14:40~15:10 「長野県の地域イノベーション戦略及び実施体制の
       紹介」
       財団法人長野県テクノ財団 専務理事 小泉 博司
15:10~15:20 「信州大学のメディカル領域における産学官連携の
       取組み状況(「信州地域技術メディカル展開センタ
       ー(仮称)」の整備計画と「信州メディカルシーズ
       育成拠点」の取組み状況)」
       国立大学法人信州大学 理事・副学長 三浦 義正
15:20~15:30 休憩
15:30~16:30 基調講演「医療機器産業の世界の潮流と日本の役割」
       講 師:一般社団法人日本医療機器工業会 
           理事長 松本 謙一 氏
    (サクラグローバルホールディング株式会社代表取締役会長)
16:30~17:15 長野県内企業等によるメディカル産業参入に係る
      取組み事例
    1 信州メディカル産業振興会会員企業による取組み事例
     ・「植込み型補助人工心臓の開発」
      株式会社サンメディカル技術研究所 
      代表取締役社長 山崎 俊一 氏
     ・「細胞毒性リアルタイム検出装置の開発」
      日置電機株式会社開発部開発課 
      主任研究員 小林 雅明 氏
    2 DTF研究会による取組み事例
     ・「研究会の概要と海外メディカル産業参入に向けた
      取組みの紹介」
DTF研究会 副幹事長 遠藤 千昭 氏
      (高島産業株式会社常務取締役)
17:30~   名刺交換会
申込方法:信州メディカル産業振興会ホームページより申込書を
     ダウンロードし必要事項をご記入のうえ、メール
    (techno@tech.or.jp)、FAX(026-226-8838)又は
     郵送によりお申込みください。
    (切り取らずにFAXしていただいて結構です。)
【申込先】
 財団法人長野県テクノ財団 本部事務局(担当:林)
 〒380-0928 長野市若里1-18-1
 長野県工業技術総合センター3F
 TEL 026-226-8101 FAX 026-226-8838 
 E-MAIL techno@tech.or.jp
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    日本塑性加工学会 北関東信越支部 長野ブロック 
         第31回 技術講習会
      (共催:信州メディカル産業振興会)
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日本塑性加工学会 長野ブロックでは、塑性加工に関する研究発表、
研究の連絡協力および促進を図り、塑性加工に関する学術上の進歩
向上に寄与することを目的とし、技術講演会を開催しています。
高齢化が進行している日本では、高齢化社会に対応した社会システ
ムの早急な展開とともに、新たな視点の産業創出が必要です。
医療(医学)と産業(工学)の分野の連携・融合による高度医療機
器等の開発等「医工連携」による新製品・事業の創出が大いに期待
されるところであり、ものづくりやシステム構築、サービス提供等
の分野を中心とする取り組みが活発化しつつあります。
本技術講習会では,医療・福祉分野の現状や今後の展望について
「材料」と「切削加工」の両面から貢献できる医工連携を考え、
新たなビジネスモデルへの発展を考えたいと思います。
何卒お繰り合わせご出席くださいますようお願い申し上げます。
ご出欠について、10月18日(火)までに、信州メディカル産業
振興会ホームページからご案内をダウンロードいただき、出欠票を
FAXまたは電子メールでお返事ください。
              記
日時:平成23年10月25日(火)15:00~17:00(14:30 受付開始)
会場:信州大学 松本キャンパス 旭会館3階 大会議室
主催:日本塑性加工学会長野ブロック,信州大学
共催:信州メディカル産業振興会,
   信州大学大学院諏訪圏専門職コース,
   SST研究会,信州大学地域共同研究センター(CRC),
   超精密技術研究センター,
   長野県テクノ財団諏訪テクノレイクサイド地域センター
定員:50名
「『新材料』や『切削加工』を切り口とした
        医工連携による新たなビジネスモデルを考える」
(1)15:00~16:00「機能性材料を用いた新しい医療機器の可能性」
                    東北大学 三木 寛之
形状記憶合金を利用した鉗子や小型アクチュエータ、DLCによる
コーティングなど従来の材料とアイデア、新技術を組み合わせた
医療用機器の可能性についてご紹介する。
(2)16:00~17:00「切削による超精密加工による医療器機の開発 」
 --医療機器分野へ新規参入の事例及び参入プロセスと課題解決--
              株式会社スズキプレシオン
              代表取締役会長   鈴木 庸介
              営業部マネージャー 花輪  潤
スズキプレシオンは、マシニングセンター、CNC自動旋盤、NC複合
旋盤を駆使し、半導体製造装置、工業計測機器、四輪モータースポ
ーツなど、幅広いフィールドの重要部品を手掛け、形状、材質に捉
われない超微細化及び超精密化技術による高精度の部品加工を行っ
ている。チタン合金は、生体親和性が高く、加工難易度が高いもの
の、金属アレルギーを起こしにくい素材として、主に医療機器部品
として利用されているが、粘性が高いことから、切削粉やバリの管
理に優れた微細加工と管理を必要とする。同社は、これまでに培っ
た高度な切削加工技術により、チタン合金の加工技術を確立すると
ともに、2006年には医療機器製造業の許可を取得することで、
各種医療機器メーカー(整形外科・歯科等のインプラント)への高
精度な部品供給を実現しており、これまでの製品開発の事例につい
て紹介する。また、昨今、多くの地域で医療機器分野へ参入のため
の支援事業が盛んである。しかし参入に至るには薬事法に定められ
た許可の取得、担当人材確保、社内管理体制の構築等のハードルを
越える必要がある。製品化のきっかけから販売までの課題と解決策
を紹介する。
==========会員企業からの情報===========
 
キッセイ薬品工業株式会社からの情報
         「地域医療」       
   
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平成21年度医療費の地域差分析が厚労省保険局調査課から発表され
た。これについては昨年もご紹介しているが、後期高齢者の1人当
たり実績医療費は、長野県は新潟、岩手についで3番目に低い、
その内容では50代~80代において、入院外では、医療費、受診
率ともに他県と差が見られないにもかかわらず、1人当たり医療費
(入院)、受診率(入院)が他の県に比べ低くなっている。また手元
の少し古い資料(2007年)によれば、65歳以上の総人口に占め
る割合は24%、平均余命男79歳、女86歳で、保険医療費割合
(対消費支出)3.8%(全国43位)、一人当たり医療費(国保)
36万円(全国33位)などと医療費のかからない県民性が見えて
くる。(文責:赤羽敏)
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信州メディカル産業振興会 事務局
長野県松本市旭3-1-1
信州大学内(旭総合研究棟 2階)
TEL:0263-37-3421
FAX:0263-37-3425
MAIL: n_nohara@shinshu-u.ac.jp
HP: http://www.shinshu-u.ac.jp/group/smia/
当メールニュースへのお問合せや配信不要の方は        
n_nohara@shinshu-u.ac.jpへご連絡願います。 

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