• 受験生の方へ
  • 医師の方へ
  • 企業団体の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 地域の方へ
  • 在学生の方へ

トピックス詳細

信州大学とイタリア・トリエステ大学が大学間学術交流協定を新規締結

2018.12.19

trieste01.jpg信州大学は研究及び教育で名高いトリエステ大学(UniTS)と2018年12月3日に学術交流協定を締結しました。田中榮司医学部長含む信州大学代表団が、濱田州博信州大学長により事前に署名された協定書とともにトリエステ大学で開催された調印式へ出席し、Maurizio Fermegliaトリエステ大学長が大学間協定書へ、また、トリエステ大学生命科学部並びに医学部及び信州大学医学部それぞれの学部長が学部間研究交流及び学生交流合意書へ署名し、更なる発展へ向けて相互に協力していくことを約束しました。

今回の締結は、信州大学医学部及びバイオメディカル研究所組織発生学の佐々木克典教授とトリエステ大学生命科学部Gabriele Stocco教授との研究交流に端を発し、その後、両研究室間での学生交流を経て両大学医学部間への交流に繋がりました。田中清信州大学副学長(国際交流担当)・グローバル教育推進センター長及びJose Francisco Medinaトリエステ大学副学長が学生交流合意書へ署名したことにより、研究及び学生交流がより活発になる予定です。

12月3日から2日間に渡ってアドリア海を臨む美しいトリエステ市の小高い丘に建つトリエステ大学で行われた調印式とディスカッションでは、田中榮司医学部長より信州大学が、田中直樹医学部国際交流推進室副室長より自身の研究である代謝制御学を含む医学部における研究活動が紹介され、トリエステ大学を代表してディスカッションに参加した研究者たちから高い関心が示されました。また、信州大学代表団はトリエステ市主要病院の一つであるBurlo病院も訪れ、Stocco教授、Giuliana Decortiトリエステ大学医学部教授、Burlo病院Fabio Barbone教授ら研究チームと行ったディスカッションにおいては、樋口京一医学部国際交流推進室長及び森淳一郎医学教育研修センター教育部門長からも交流についての具体的な意見が出され、今後、協議を進めることとなりました。

今回の表敬訪問により、トリエステ大学の教員・研究者だけでなく、Agata Mannino女史を含む実務担当者とも直接会うことができた信州大学代表団は、両大学が建設的且つ円滑な協働関係を構築することができたと強く感じています。

信州大学医学部は、引き続き高度な研究及び医療を追究し、継続的に発展しながら、国際社会へ貢献していきます。

表敬訪問メンバー:
田中榮司 医学部長、内科学第二教室教授
樋口京一 医学部国際交流推進室長、加齢生物学教室教授
田中直樹 医学部国際交流推進室副室長、代謝制御学教室准教授
森淳一郎 医学部医学教育研修センター教育部門長、講師
平澤真由美 医学部国際交流推進室コーディネーター

trieste02.jpgtrieste03.jpgtrieste04.jpgtrieste05.jpg