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トピックス詳細

日本医療研究開発機構(AMED)「遺伝子・細胞治療研究開発基盤事業」の採択について

2018.09.21

 信州大学医学部小児医学教室 中沢洋三教授のグループが研究開発を進めている先端的技術が、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の「遺伝子・細胞治療研究開発基盤事業」に採択されました。

研究開発課題名: 遺伝子改変T細胞治療の実用化に向けた霊長類モデルを用いた非臨床安全性試験の基盤整備(代表機関 信州大学、研究開発代表者 中沢洋三)

 本事業では、*遺伝子改変T細胞(CAR-T細胞)の医薬品化に向けて、京都府立医科大学(小児科学教室 柳生茂希助教)、株式会社イナリサーチ、メディリッジ株式会社、株式会社AMBiSと協同して、CAR-T細胞の安全性を評価するための国内拠点を長野県内に整備します。

*遺伝子改変T細胞(CAR-T細胞):
がん細胞の抗原蛋白に結合する人工受容体(キメラ抗原受容体:CAR)を、遺伝子導入技術によって発現させたリンパ球の総称。がん患者の血液から作られたCAR-T細胞を患者の体内に戻すがん免疫療法は、CAR-T療法と呼ばれ、難治性がんに対する次世代治療法として期待されている。