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医学系研究科循環病態学教室の田中愛さんが、第19回日本心血管内分泌代謝学会学術総会で若手研究奨励賞(YIA)最優秀賞を受賞しました

2015.12.24

表彰式。右側は学会長の北村和雄先生(宮崎大学医学部内科学講座循環体液制御学分野教授)

平成27年12月10日~12日に神戸国際会議場で開催された心血管代謝週間(CVMW)において、田中愛さん(医学系研究科循環病態学教室博士課程)が、第19回日本心血管内分泌代謝学会学術総会の若手研究奨励賞(YIA)最優秀賞を受賞しました。
受賞対象となった研究課題は、「アドレノメデュリン-RAMP2系は、血管恒常性と内皮間葉系転換の制御により、癌転移を抑制する」です。本研究では、血管恒常性の維持に関わるアドレノメデュリン(AM)と、その受容体活性の調節タンパク(RAMP2)の腫瘍転移における意義を明らかとしました。田中さんは、成体においてRAMP2遺伝子欠損を誘導することが可能な遺伝子改変マウスを作製し、遺伝子欠損後から血管に生じる変化を観察しました。田中さんは、血管のAM-RAMP2系が、血管の恒常性維持に働くことで、血管の透過性や炎症細胞浸潤を抑制し、転移予定先での慢性炎症を抑制することを発見しました。さらに、AM-RAMP2系が腫瘍内血管の安定化に働き、癌転移を抑制していることを発見しました。AM-RAMP2系による血管系の恒常性と腫瘍血管の制御に着目することで、癌転移を抑制する新たな治療薬への開発が期待されます。

医学系研究科 疾患予防医科学系専攻 循環病態学教室ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/

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