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医学系研究科循環病態学の田中愛さんが、第35回日本炎症・再生医学会で優秀演題賞を受賞しました

2014.07.09

会長の高柳広先生(東京大学大学院医学系研究科免疫学教授)とともに

平成26年7月1日~4日に万国津梁館(沖縄)で開催された第35回日本炎症・再生医学会において、田中愛さん(医学系研究科疾患予防医科学系専攻循環病態学博士課程)が、優秀演題賞を受賞しました。
受賞対象となった研究課題は、「アドレノメデュリン-RAMP2系は、血管恒常性を維持し、癌転移前土壌の形成を抑制する」です。本研究では、血管恒常性の維持に関わるアドレノメデュリン(AM)と、その受容体活性の調節タンパク(RAMP2)の腫瘍転移における意義を検討しました。田中さんは、成体においてRAMP2遺伝子欠損を誘導することが可能な遺伝子改変マウスを作製し、遺伝子欠損後から血管に生じる変化を観察しました。その結果、血管のAM-RAMP2系が、血管の恒常性維持に働くことで、血管の透過性や炎症細胞浸潤を抑制し、転移予定先での慢性炎症を抑制することにより、癌転移を抑制していることを発見しました。AM-RAMP2系による血管の恒常性と炎症の制御に着目することで、癌の転移を予防する、新しい術後アジュバントセラピーの開発につながることが期待されます。

医学系研究科 疾患予防医科学系専攻 循環病態学ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/

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