研究トピックス
インフォーマルセミナー in 信州
第25回 脳血管障害の外科治療最前線
- 開催日
- ： 平成28年9月1日（木）
- オーガナイザー
- ： 脳神経外科学教室 教授 本郷 一博
- 演題
- ： 最新の直達外科治療
- 講師名
- ： 脳神経外科学教室 准教授 堀内 哲吉
脳血管障害による死亡や後遺症は、他県に比べて長野県では多く社会問題となっている。当科では脳血管内治療センターと協力して、脳血管障害患者に対して外科治療を含めた包括的な治療を行っている。本講演では、直達治療の立場から手術顕微鏡における蛍光血管撮影や血管吻合を駆使した手術などについて、当科における取り組みを紹介する。
- 演題
- ： 脳血管内治療はステントの時代
- 講師名
- ： 脳血管内治療センター 准教授（特定雇用） 小山 淳一
脳血管内治療と開頭術は互いに補完し合いながら脳血管障害に対する治療効果と安全性を高めてきた。日本での脳血管障害に対するステントは平成20年に認可された頸部内頸動脈ステント留置術に始まり、現在では頭蓋内血管にまで使用されるようになってきている。ステントを使用する脳血管内治療の現状について紹介する。
