修了生の声
修了生の声2 Hany Lotfi Hefny Ahmed Abdallaさん
09年11月11日
Hany Lotfi Hefny Ahmed Abdalla
生命機能・ファイバー工学 平成21年
将来の展望は?
博士課程進学を考えておられる皆さんへ
私は信州大学大学院総合工学系研究科の生命機能・ファイバー工学専攻生物機能科学講座に09年9月まで在学し、学位修得後帰国し故国エジプトのZagazig大学獣医学部で講師として働いています。
専門分野は生殖工学でですが、博士課程在学中は幅広い分野の研究に触れるとともに、多くの教員や同僚に助けられ、とても感謝しています。外国人である私には、日本の生活はわからない事だらけで、そのつど周囲の教員や院生に質問を連発しましたが、皆さんから丁寧な答えと助力を得る事が出来無事に博士課程を終えました。
生命機能・ファイバー工学専攻は数多くの高度な研究設備を備えており、所属する教員と院生は幅広い分野で活発に研究を進め、数多くの論文を内外の一流誌に発表し続けています。
生命機能・ファイバー工学専攻の大きな特徴は、教員が学生大切にする事でしょう。
これにより研究チーム内はもとより専攻のメンバー間でも家庭的な雰囲気が作られています。
このことは、院生が研究に励み良い結果を生み出すためにとても重要だと私は考えています。
大学院生生活を終えた今、私の経験から言える事は、科学や工学分野の研究者を目指す内外の若者にとって、信州大学大学院・総合工学系研究科・生命機能・ファイバー工学専攻は、魅力ある有名大学の中でも極めて良い選択肢の1つだと言うことです。
修了生の声1 江草 信太郎さん
09年11月11日
江草 信太郎
生物・食料科学 平成21年
何を研究してますか?
在籍中は主指導教員の大谷先生のもと、大豆たんぱく質消化物中の免疫調節ペプチドの特性付けについて研究を進めました。大豆と免疫について、学んだことは勿論ですが、食品の機能性研究について、幅広い知識を得られたと思います。
その他にも時間の使い方や研究計画の重要性、論文を発表させて頂いた際には、論文を書くことの重要性や難しさも学べました。在籍中は非常に貴重な経験をさせて頂いたと思っています。
将来の展望は?
社会人選抜での入学であったため、現在も継続して豆乳や味噌などを製造しているマルサンアイ㈱開発統括部研究室で研究員をしています。主な業務としては豆乳の品質改良に取り組んでいます。
在籍中に行っていた大豆と免疫に関わるような基礎研究は少ないですが、食品の機能性研究や大豆アレルギーについては、在籍中に得られた知識が非常に役立っています。いずれは自社でも免疫などの機能性についても研究できるように努力していきたいと思っています。