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鐘 雪萍さん(2011年3月修了)
奉化市以勒食品有限公司 副総経理
兼 寧波馬天国際貿易有限公司 副総経理


私は中国浙江省の出身で、中国の大学で日本語を専攻した後、2006年に交換留学生として来日しました。宇都宮大学の国際学部で国際社会や国際文化のカリキュラムを履修し、長野大学の産業社会学科で2年間勉強しました。当時の夢は、日本で習得したことを活かし、母国で教師になることを目指していました。
中国の実家は農産食品の加工工場を経営しています。その商品は品質とコストの両面からお客様に評価され、ずっと前から日本をはじめ、海外へ輸出しています。でも競争の激しさが増す国際市場において、経営課題は少なくなく、ビジネスモデルの強靭化が求められています。
自分の夢と現実との違いにとまどっているとき、偶然に取引先の知人が経営大学院の卒業生であることを知りました。この方はご自分の経験にもとづいて、経営大学院の良さを話してくれました。いろいろ考えた末に家業を手伝う決心して受験することにしました。企業経営やマーケティングなどの専門用語がまだよく理解できなかった私は受験に向かって努力しました。当時の学部の先生方の研究室によく伺って指導してもらいました。2009年春、一通合格通知書が私の元に届きました。その日から、マネジメントの新境地に飛び込んだのです。
入学して講義を受けると、知らない単語もよく出てきます。録音しながらひとつずつメモし、帰り道で覚えました。またよく先生や先輩たちへも質問しました。たくさんの親切な人たちの支援のおかげで、勉強意欲がもっと湧いてきました。2年間は長かったが、短かったような気がします。もっと勉強したい気持ちもいまだにあります。
現在は中国に戻り、学んだ知識を活かし、実家の会社の経営を手伝っています。大学院で学んだ知識が役立って、市場の先行きを読むことや会社の強みと弱みを適切に分析することができる様になりました。不確定ファクターを合理的にリスクヘッジして、コアコンピタンスである「安全安心な冷凍食品づくり」の推進に専念できる仕組みを作り始めています。同時に、特定課題論文で提言した施策のひとつだった、貿易機能を持つ会社の立ち上げに踏み切りました。将来の目標は二つあります。一つは「より多くの人々の食卓に健康で安全安心な食品を作ってお届けする」ことです。もう一つは、社会貢献の一環として、中国の内陸部でまだ十分なインフラが整っていない地域で「希望小学校」を作って子供達に「知識を身につける」というセーフティネットを張ってあげたいのです。
この場を借りて、指導して下さった先生方へ感謝の意を申し上げると共に、現在在学中の皆様、そして本学院での研究を志す皆様へ4つの進言をさせてもらいたいと思います。
1 目的意識と問題意識を常に持つことです。
2 周囲の方と積極的にコミュニケーションを取って視野を広げることです。
3 行動と実践を重んじることです。
4 スピード感覚を磨き、限られた時間を惜しんで活用することです。
末尾ながら、中国に来られる際に、ぜひ私の故郷寧波(ニンポー)にもお立ち寄りください、ご案内します。海鮮料理が美味しいですよ!

 


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