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市川一彦さん(2007年3月修了)


理系の大学を卒業しエンジニアとして10年弱やってきた私が、本大学院への入学を決意したのは、社内においてマネジメント層への経営的な提言を行う際にスキル不足を感じたことがきっかけでした。 そもそも経営とは何なのか、企業に蓄積された技術をどう事業化するのか。今まで真剣に考えることもなくエンジニアとしての専門性にのみフォーカスを絞ってきた私にとって、経営と技術について学ぶというのは、自分のなかに眠っていた細胞が呼び覚まされる感覚でした。
しかし、実際に通学を始めると、誰もが言うように通常の業務と大学院という二足のわらじは、実に負担の重いものでした。 平日の授業が終わり、自宅に帰るのも午前0時を回ることがざらにありました。 しかし、そこは時間の使いようで何とでもなります。必要な文献調査やレポートの作成、企業見学への参加などは、日々の時間管理を行えばなんとかなりました。そうは言いながらも、やはり実行にはそれなりにお金も時間もかかりましたが。
とにかく、時間の使い方、お金の使い方を従来と変えれば、環境の変化に対応できたのです。これは、ビジネスの世界でも共通しているのではないでしょうか。
また、今までの考えがいかに浅くて薄っぺらなものだったのか、同じテーマを考えている先生方やクラスメートとの議論のなかで気づかされました。あるテーマについて時間をかけて、もうこれ以上考えられないというところまで頭を使う、さらにそれを周囲にぶつけ新たな
「気づき」を得ながら、さらに思考を進化させるプロセスを学びました。
私にとって最大の成果は、1年次に学んだ経営のフレームワークや分析手法を、2年次の特定課題研究論文執筆に活用したことです。ただこれも、覚えて使って論文にまとめたのでは、それでおしまいの世界になりかねません。同じ知識を持っていても、それで数千億円稼ぐ経営者もいれば、オタク的に膨大な知識を溜め込んで、それで満足してしまっている人もいますから。 こう考えると、すでに私の大学院第2部が実際の業務のなかで始まっています。時間もお金も投資した成果を、いかに業務で実践するのか。
2年間で得た大学院での学びを元に、世界を見渡しながら自社のポジショニングと他社との競争戦略を考える。学びを実践に移した現在進行形の毎日です。
「案ずるより産むが易し」、自分の可能性を広げるチャンスを信州大学経営大学院でつかんで欲しいと思います。

 


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