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平成29年度春季入学式

4月1日
4名の新入生が入学されました。
ご入学おめでとうございます。

式辞:専攻長 柴田匡平

  平成29年度の春季入学式にあたりまして、経営大学院の教職員一同を代表致しまして、新入生にご挨拶を申し上げます。当経営大学院は、2003年に設立され、今年で14年目になります。現在までの修了者は135名、在校生は昨年度末現在19名で、本日4人のご入学にともない、23名になります。 小さな所帯ではございますが、当大学院はイノベーション・マネジメントという言葉を全国の大学で初めて講座の名称に冠した組織でありますとともに、長野県内では初めて平日夜間を主な開講時間とする社会人向けの修士課程として設置されました。教員は企業や組織の経営を研究領域としておりまして、実務性の高い教育研究をめざしております。
  皆様がこのたび御入学なさるにあたりましては、職業生活ならびにご家族との生活に加え、勉学生活という第三の要素が付け加わることになります。現在の時点では、向こう2年間を長い期間だと感じておられるかもしれません。しかし、修了生に当大学院での勉学の印象を尋ねますと、「短く感じた」「あっという間だった」という感想をもらされる方が圧倒的に多いのが実情でございます。勉強という営みはけっして時間生産性の高いプロセスではありません。まして多くの方々にとり、講義や演習での課題や、マネジメント系の論文作成の経験は初めてでしょうから、低生産性を少なくとも当初は所与と考える必要があります。逆にいえば、勉学生活以外の業務や日常生活のタイムマネジメントが大事になり、時間という資源の価値が増大する、とも言えるかもしれません。
  皆様はそれぞれの問題意識をもたれて本大学院に入学して来られました。しかし大学院では、まず問題意識そのものが既成概念や思い込みに制約されてはいないか、あるいは願望の裏返しではないか、洗い直すところから始まります。本大学院ではイノベーションをひとつのキーワードとしておりまして、ここでの勉学を通じ、客観的な環境認識、発想の柔軟性と広い視野をもとに、イノベーションを推進できる人材になられますことを期待いたします。
  最後に、経営大学院でのご勉学で築くことのできるひとつの大きな資産は人的ネットワークでございます。当大学院で学ばれます様々なフレームワークや概念は、業種業界、あるいは組織に固有な言語ではなく、正則なマネジメント言語による普遍性の高いものであることを目指しております。それはビジネスパーソンとしてのコミュニケーション能力を高めることが目的でありまして、是非さまざまな背景と問題意識をそなえた同級生、OB、OGとも交流を図り、ネットワークづくりに勤しんでいただきますよう期待申し上げます。簡単ではございますが、私からのご挨拶とさせていただきます。
平成29年4月1日

入学生の答辞 : 代表 堤 啓明 さん pdf

 


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