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平成22年度卒業式

平成22年度卒業式が3月19日(土)に挙行され、13名の方が卒業されました。
卒業式の冒頭では3月11日の東北関東大震災の犠牲となられた方々に黙悼を捧げました。
被災者の方々に深くお見舞い申し上げます。
在学生、同窓生、教員一同が集まる機会に、義援金を募り、
日本赤十字社を通して納めさせていただきました。一日も早い復興を祈るとともに、
経営大学院一同、今、学ぶことができることへの感謝と、責任を胸に刻んで参ります。

 

卒業生の答辞 代表:若井絹夫さん 全文pdf.



心地よい春風に乗って ほのかな花の香りが漂う頃となりました。 本日は私ども修了生のために、かくも厳粛な修了式を挙行していただき、誠に有り難うございます。また、ご多忙にもかかわらずご臨席を賜りました、ご来賓の皆様、先生方、経営大学院職員関係者の皆様、そして在校生の皆様に、修了生を代表いたしまして心より御礼申し上げます。

私は2008年10月に経営大学院に入学いたしました。2004年に発生した中越地震と2007年に発生した中越沖地震により勤務先は大きな被害を受けました。一日でも早い復興を目指して働く毎日でしたが、私は、それまで対症療法的に積み上げてきたスキルでは、毎日のように激しく変化する環境に対応できず、自分の能力の限界を感じていました。震災から1年が過ぎ、復興への道筋がおぼろげに見えてきたとき、基本に戻ろう、土台をつくろう、そう考えて、経営大学院の門を叩きました。

本大学院は、広く社会人に門戸を開放しており、様々な分野で活躍する方々が集まっていました。とはいえ私より人生の先輩はお1人で、はるかに若い同期生や先輩方とともに机を並べ、記憶と思考力と体力の限界を感じながら、入学後は三十年ぶりとなる学生生活を楽しむことができました。
また私たちの大半が社会人であり、授業開始時刻までに仕事を終わらせることは難しく、急な会議や、業務に追われ、仕事と、大学院での勉学との両立に苦労したのは、私1人ではなかったと思います。
特に、通学距離の長い私にとりまして、通学できる日が限られてしまうことが多く、先生方、同期生、そして事務室からいただくメールが、大きな励ましとなりました。 夜遅く開いたメールに、背中を押されて机に向かうことも度々あり、大学院との大切な絆ともいえるものでした。

そして最大の難関、特定課題研究では、指導教官の樋口先生はもとより、合同研究指導など、折に触れ諸先生方からご指導いただき、時には同期生の助けを借りながら、論文を提出することが出来ました。
こうして本日、修了式を迎えることが出来たのも、先生方、大学院関係者の皆様、そして、素晴らしい先輩や同期生のおかげと深く感謝しております。誠にありがとうございました。

さて、3月11日観測史上最大規模となる東北地方太平洋沖地震が発生いたしました。パンドラの箱のように、次々と悪夢のような知らせがもたらされ、想像を超える事態となりました。この震災に端を発し、今後、広範囲に様々な変化が生まれてくることは想像に難くありません。

困難な時代ではありますが、企業の一員として、個人として、企業の永続性を支え、社会に貢献していかねばなりません。本学の修了生として、最後に残った希望を勇気に変えて、困難な現実に挑戦していくことを誓います。

最後に、信州大学経営大学院の益々のご発展と、諸先生方、職員の方々、関係者の皆様のご健康とますますのご活躍をお祈りし謝辞とさせていただきます。

2011年3月19日
信州大学経営大学院 イノベーションマネジメント専攻 修了生代表    若井 絹夫


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