ねらい
ライフスキル支援部門では、学生の皆さんが日常生活で直面するさまざまな問題に、より効果的に対処するために必要なライフスキルを高める支援を行います。
具体的には、
・学生の皆さんが苦手と感じているスキル、あるいはもっと高めたいと思っているスキルがどのようなものか、ニーズを把握します。
・学生の皆さんのニーズが高いライフスキルについて、ワークショップを定期的に開催します。
このような活動を通して、学生の皆さんの問題へ対処する力や予防的な力を促進することを目指します。
ライフスキルとは?
ライフスキルとは、日常生活で生じる様々な問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力のことです。
世界保健機構(WHO)では、ライフスキルとして以下の10のスキルを掲げています。これらは互いに関連するので、5つの主領域に分類することができます。
| 5つの主領域 | ライフスキルを構成する10のスキル |
|---|---|
| 意思決定スキル | ・意思決定(Decisionmaking) ・問題解決(Problemsolving) |
| 目標設定スキル | ・創造的思考(Creativethinking) ・批判的思考(Criticalthinking) |
| コミュニケーションスキル | ・効果的コミュニケーションスキル (Effectiverelationshipskills) ・対人関係スキル (Interpersonalrelationshipskills) |
| 自己肯定スキル | ・自己意識(self?awareness) ・共感性(Empathy) |
| ストレスマネジメントスキル | ・情動への対処(Copingwithemotions) ・ストレスへの対処(Copingwithstress) |
ライフスキルを高めることは、好ましい健康行動や好ましい人間関係、心の健康を促進するための基礎づくりになると言われています。
(川畑・西岡・高石・石川監訳 1997 WHO・ライフスキル教育プログラム 大修館書店)
概要
ワークショップ
平成20年度
| ワークショップ名 | 概要 | 実施状況 |
|---|---|---|
| コミュニケーションスキルアップ講座 | 大学生活や実習、面接場面でよい人間関係を築くためのコミュニケーションに焦点をあて、心理コミュニケーション発達研究所の水谷先生・佐藤先生による講義、演習を行った。 | 6回(教育学部5回、松本1回) 第1回「言葉の力」 第2回「大勢の中で自分を 表現するために」 第3回「自分を表現する」 第4回「教員に必要な コミュニケーションのコツ」 第5回「快適なコミュニケーション」 第6回「つきあいの幅を広げる コミュニケーション」 のべ参加者数87名(第1回?4回) |
| 自己発見セミナー | 自分のコミュニケーションパターンを把握するための講義・演習を行った。 | 1回(松本)参加者35名。 |
平成21年度
| ワークショップ名 | 概要 | 実施状況 |
|---|---|---|
| 授業型ワークショップ「キャンパスライフと健康 | 対人コミュニケーションに焦点をあてた講義・演習を通して、ともに学び働くために必要な仲間との関係を構築・維持するためのコツを学ぶ。講師は心理コミュニケーション発達研究所の水谷先生・佐藤先生。 | 4?6月(松本)全学部1年生対象 |
| 自己発見セミナー | 自分のコミュニケーションパターンを把握し、日常に活かすための講義・演習を行う。 | 1回(松本) 要請に応じて実施(隔地学部) |
| パワフルワークショップ | キャリアサポートセンターとの連携により、上級生を対象とした就職活動支援のための講義・演習を行う。 | 回数などは未定(松本) |
| 自己管理スキルアップ講座 | 問題解決能力、意志決定、ストレスへの対処など、主に自己管理スキルに焦点をあてた講義・演習を行う。 | 2回(教育) |
ニーズ調査
平成20年度、松本キャンパスにおいてライフスキルに関するニーズ調査を実施した。
e-learningシステムを活用し、WHOが掲げる10のライフスキルについて、不足感とそれらに関するワークショップの参加意欲を調査するアンケートを実施した。
「このスキルが自分に不足していると思いますか?」を4段階評定
「このスキルの向上を目的とするワークショップを受けてみたいと思いますか?」を4段階評定
上記アンケートで、428名の回答が得られた。
その結果、「効果的コミュニケーション」「対人関係スキル」において学生がスキルの不足感を感じ、ワークショップへの参加意欲が高い傾向がうかがえた。
スタッフ紹介
| 部門長 | 上村 惠津子 教育学部附属教育実践総合センター准教授 |
|---|---|
| スタッフ | 森光 晃子 学生支援コーディネーター 小田 佳代子 学生支援コーディネーター |
| 講師 | 水谷 紀子 心理コミュニケーション発達研究所代表 佐藤 綾子 心理コミュニケーション発達研究所 井口 雅子 日本ドラマセラピー研究所所属/APCONCEPT所属 |
関連サイト
関連するスキルおよびプログラム
若年者就職基礎能力支援事業(YES - プログラム)
厚生労働省が平成16年度より新たに開始した若年者向けの就職支援プログラムです。
企業が若年者に求める「就職基礎能力」として厚生労働省がこのプログラムで掲げているスキルは、以下の7つです。
・コミュニケーション能力
・職業人意識
・基礎学力(読み書き)
・基礎学力
・基礎学力(社会人常識)
・ビジネスマナー
・資格取得
社会人基礎力
「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」です。
経済産業省は、社会人基礎力を構成する能力として、「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」の3つの能力を掲げています。



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