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化学・材料学科 鈴木 大介 准教授が科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞

2019.04.19


先鋭材料研究所 (主担当)、化学・材料学科 応用分子化学コース (副担当) の鈴木 大介 准教授が平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞し、4月17日に文部科学省で賞状を授与されました。同表彰は「科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与すること」を目的に行われており、若手科学者賞は萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた若手研究者個人に与えられるものです。今年度、各研究機関や学会から推薦された304名のうち99名が受賞しました。鈴木 准教授の受賞タイトルは「高分子ゲル微粒子の次元制御に関する研究」です。


研究概要 : 多くの産業分野で注目されている高分子ゲル微粒子に関し、ナノ・デカナノスケールの複合形態をはじめとする新たなゲル微粒子の精密構造制御技術を考案し、時空間に発展する新たな科学を開拓、特に、ゲル微粒子が自律的にリズムを刻み、体内のタンパク質群のように離合集散する新たな微粒子分散系を発見し、そのメカニズムを明らかにしました。この研究成果は、医療・化粧品・食品分野への応用に加え、従来の有機溶剤が関与するプロセスに代わる環境調和型社会の実現に貢献するものと期待されています。



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