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お知らせ

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原田知彰さん (M1)、冨澤 錬さん (D1)、石川達也さん (D2) が繊維学会夏季セミナーでポスター賞受賞

2016.07.21

大学院総合工学系研究科 生命機能・ファイバー工学専攻1年の冨澤 錬さんと同専攻2年の石川 達也さん (いずれも大越 豊 研究室) がそれぞれ、7月19~21日に開催された第46回繊維学会夏季セミナーにおいてポスター賞を受賞しました。35歳未満の学会員の発表が審査対象となり、35件の演題のうち5件が受賞しました。冨澤さんの受賞演題は「ポリエチレンテレフタレート (PET) の繊維構造形成におよぼす延伸倍率の影響」、石川さんの受賞演題は「X線CTを用いたニードルパンチ不織布の構造解析および構造と力学物性の関係」 です。


研究概要 : (冨澤さん) レーザー延伸機によるネック変形点の固定効果とSPring-8の超高輝度X線源を利用し、延伸時における繊維構造形成過程をその場測定することで、延伸倍率が構造形成過程に及ぼす影響を調べ、高強度化の原因について考察しました。
研究概要 : (石川さん) ニードルパンチ条件 (針密度,針深度) を変えて不織布を作成し、X線CTを用いて杭状繊維束の数密度を測定することで、ニードルパンチ条件が杭状繊維束の形成に及ぼす影響を調査しました。さらに、杭状繊維束の数密度と不織布の力学物性との関係についても調べました。


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賞状を授与される冨澤さん (左) と石川さん (右)


2016.8.1 (追加)

総合理工学研究科 繊維学専攻1年の原田 知彰さん (後藤 康夫 研究室) が7月19~21日に開催された第46回繊維学会夏季セミナーにおいてポスター賞を受賞しました。原田さんの受賞演題は「ゲル紡糸より作製したポリビニルアルコール繊維の力学物性と構造」です。


研究概要 : (原田さん) ゲル紡糸より作製したポリビニルアルコール (PVA) を二次延伸すると延伸倍率の増加に従いモルフォロジーが変化し、ある倍率でバンド構造と呼ばれる縞模様が発現します。本研究では、バンド構造が力学物性や微細構造にどのような影響を及ぼすのかを、PVAの重合度ならびに繊維の二次延伸温度を変化させることで検討を行いました。


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賞状を授与される原田さん

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