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群馬県繊維工業試験場 (桐生市) と連携協定を締結

2015.09.07

 

信州大学繊維学部は3日、群馬県繊維工業試験場 (桐生市) と連携協定を結びました。本学部が国内の公設繊維関連試験研究機関と連携協定を結ぶのは初めてのことであり、共同研究、研究者の相互交流、設備・施設の相互利用、などを通じて、研究の促進と群馬県の繊維関連産業の発展を目指します (9月4日付の信濃毎日新聞に記事が掲載されています)。

 

同試験場で開かれた協定書調印式には双方から10人が出席し、濱田 州博 学部長と中村 敬 場長が協定書に調印しました。連携は信大側の働きかけに試験場側が応える形で実現し、協定有効期間は5年 (自動延長が可能) となっています。 日本で唯一の学部名を誇る繊維学部は国内の繊維関連産業の発展に寄与するという重要な使命を持ち、企業や関連団体などに大学の研究成果や世界各地から集まる先端情報を伝えることが求められています。一方、企業や産地のニーズを的確に把握し、大学の研究に反映させることも重要です。こうした観点から、繊維学部では産学連携施設 Fii (ファイバーイノベーション・インキュベーター) が中心となって全国各地の公設繊維関連試験研究機関との連携を模索しており、第1号として群馬県繊維工業試験場との連携が実現しました。 桐生市一帯は繊維関連産業の一大集積地であり、群馬県繊維工業試験場は地元繊維産業の育成に大きな役割を担っています。本連携について濱田学部長は「試験場に繊維学部を積極的に視察していただくとともに、試験場が組織する企業の勉強会などに繊維学部から講師を派遣する。双方の試験設備をお互いに利用できるようにしたい。これらを通じて情報を共有し、繊維学部の研究推進と産地の発展につなげたい」と話しています。

 

濱田 州博 繊維学部長 (左) と繊維工業試験場 場長 中村 敬 氏 (右)。


 

 

 

   群馬県繊維工業試験場のホームページはこちら

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