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理工学系研究科 化学・材料専攻 栗原真理さんがセルロース学会ポスター賞受賞

2012.07.26

 

本学大学院理工学系研究科機能高分子学コースの栗原真理さんが、平成24年7月12日~13日に名古屋大学東山キャンパスで行れましたセルロース学会第19回年次大会において、「ポリエチレングリコールの表面結合によるキチンナノウィスカーの立体安定化」題して研究成果を発表し、ポスター賞を受賞されました。本受賞は、ポスター発表全91件の中から審査投票によって選ばれた3件の中1件です。

 

研究内容は、ナノ微粒子材料の一種であるキチンナノウィスカー(キチンの棒状微粒子)の表面にポリエチレングリコールと呼ばれる合成高分子を結合し、水中での分散安定性を飛躍的に高めた研究です。エビやカニの甲殻、イカの腱などから得られる天然バイオマスであるキチンナノウィスカーの分散安定性を高め、複合材料フィラーなどへの応用が期待される研究です。学会では、発表内容に加え、ポスターを説明する能力や質疑応答の内容が高く評価され、受賞につながりました。

 

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