驚異的!就職率は97.7%

企業は、研究開発、企画開発などの製品開発の即戦力になる人材を求めています。繊維学部の教育研究は、即戦力型の人材を育成しています。だから就職にめっぽう強い! また、約7割以上の学生が大学院修士課程へ進学しています。この大学院進学率の高さは、繊維学部の研究内容の面白さに惹きつけられた学生の研究への熱意を表しています。学部・大学院修士課程の就職希望者は毎年のように約100%。企業からの高い評価と期待を受けているのです。

全国国立大学(理系)で就職率トップクラス

信州大学繊維学部は、「週刊東洋経済」(2010年10月16日特大号)の「ニッポンの大学トップ100 本当に強い大学2010」で就職率97.7%で理系ベスト100の第5位として紹介されました。また、本学部が発表している2015年3月卒の就職希望者の、ほぼすべての学科での就職率が100%となっています。就職難と言われる昨今、就職希望者の就職率が約100%というのは、驚異的な数字と言えるでしょう。就職率の高い理由はズバリ、繊維学部の学生は“即戦力”として期待されているから。繊維学部では、繊維製品を基軸として、幅広い分野を学び、研究においては、それを融合する教育研究を実施しているため、研究開発、企画開発などの製品開発に対して即戦力型の人材を育成しています。近年は、企業は即戦力型の人材を募集しており、繊維学部の学生は、企業にとっては魅力的な人材となっているのです。

近年は、新製品の開発をするようなメーカーへの就職が多く、電子・情報、自動車・機械、バイオ関連産業、食品・化粧品、環境関連産業、医療・福祉関連産業など、あらゆる分野への就職が実現できます。

学部卒業生の就職先

学部卒業生の進路につきましては、こちらをご覧下さい。

大学院修士課程修了者の就職先

大学院修士課程修了者の進路につきましては、こちらをご覧下さい。

7割が大学院修士課程に進むわけ

研究イメージ

学部4年を卒業して直ぐに就職する人数は少なく、約7割以上の学生が大学院修士課程に進学します。この進学率の高さも地方国立大学では、驚くほど高い値です。進学者の9割以上は、信州大学大学院に進学し、数名は、他大学の大学院に進学しています。大学院進学率の高さは、繊維学部での研究が非常に興味深く、面白い研究として学生が熱意を持って取り組んでいることを示しています。学習意欲・探究心を刺激する研究との出会いは、研究者にとっては至極の喜びです。

こっそり教えます。「求人倍率がスゴイんです」

即戦力になる人材を企業に送り込んできた実績を誇る繊維学部。企業から学部に来る求人倍率の高さがそれを裏付けています。大きな声では言えませんが、なんと、ひとつの課程に100社の求人が来ることもあるんです。
繊維学部で行われている研究は、製品に直結した内容が多く、多くの企業と共同研究をしています。研究成果が製品化されているものもたくさんあり、企業との結びつきが非常に強い学部です。大学で何を学ぶかだけではなく、将来どんな職業に就いて仕事をするのか。学生が社会に出て活躍できるための能力を育めるよう、支援体制を充実させていることが、高い求人倍率に直結しています。

学部のことはわかったけれど、信州って、上田ってどんなところ? どんな学校生活を送っているの? 気になる疑問を学生に聞きました。

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