バイオエンジニアリング課程
課程長挨拶
生物に学ぶ新しい発想とモノづくり
バイオエンジニアリング課程
課程長 森川裕久
現代の高度化した技術と複雑に巨大化したシステム社会おいて、人の安全と安心を追求する時、生物の進化から生物のしくみや働きまで学ぶことにより人間が気付かずにいた新たな発想を得ることができます。バイオエンジニアリング課程では、生物と工学の基礎知識を身につけて、改めて自然を観察することから、生き物の不思議に触れて感動し、真理を探究する態度を養いながら、バイオロボティクス、バイオメカニクス、バイオインフォマティクス、人にやさしい生体材料など新しいモノづくりを目指していきます。
課程紹介
バイオエンジニアリング課程は、人を含めた生物の巧妙な機能と構造そして生体システムを学び、人と環境に優しい価値づくりのためのバイオデザインの創出をめざした教育研究を行うユニークな課程です。21世紀にはいって、環境に調和しながら、人間の生活の質を向上させ、人間の暮らしを豊かにする知識と技術がますます求められています。生物と工学を融合した新領域の専門知識を身につけるための自然科学や情報科学に関する知識と応用する能力を養い、エンジニアとしての基礎能力を養うとともに、問題解決に応用できる総合的な能力と地球的視点から多面的に物事を考えることができる高い倫理観をもつ技術者、研究者を養成することを教育目標としています。
バイオエンジニアリング課程独自サイト
バイオエンジニアリング課程独自サイトは下記からご覧ください。
バイオエンジニアリング課程ホームページ
研究トピックス
粥状(アテローム性)動脈硬化症におけるプラークの力学的検討
「粥状(アテローム性)動脈硬化症」とは動脈の内側にコレステロールなどの脂肪からなるドロドロした粥状物質がたまってアテローム(粥状硬化巣)ができ、 次第に肥厚して動脈の内腔(血管の内側)が狭くなる疾患です。これにより重要な脳や心臓への血液の流れが遮断され、脳梗塞や心筋梗塞が引き起こされます。 特に、この粥状動脈硬化症の血管を狭くする部分(動脈硬化班、プラークといいます)の崩壊が非常に危険であるといわれておいます。そのメカニズムは
1.プラークに炎症が発生したり、プラークに力がかかってプラークが破壊する。
2.そこに血栓(凝固体)ができ、急に大きくなっていく。
3.大きくなった血栓が血管をふさぐ。もしくは血栓が剥がされて血液と一緒に流れ、抹消側の細い動脈をふさぐ。
であり、いろいろな要因が複雑に絡んでいます。私たちの研究室では「機械工学」の立場である力学的な観点から、どの形態のプラークが危険であるかを調べ、その危険度(数値的なファクター)を提示し、診断支援に役立たせることを目標として取り組んでいます。このような研究は機械工学とは直接関係ないように思われますが、「バイオメカニクス」といわれ、機械工学の新しい分野であり、アメリカ機械学会、日本機械学会においても積極的に研究発表されております。粥状動脈硬化症を再現した弾性をもつ模擬血管を用意し、その中に血液と同じ物性の模擬血液を流しています。この画像は超音波診断装置(カラードプラ)で得られたものです。模擬血管はハイドロゲルで調製し、模擬血液はヒト毛髪タンパク質と天然多糖類のジェランで調製されたものです。
教員一覧
※メールアドレスは、後ろに「@shinshu-u.ac.jp」を付けてご連絡ください。
※Telは、前に「0268-21-」を付けてご連絡ください。
| 氏名 | 職名 | 研究分野 | Tel | |
|---|---|---|---|---|
| 小林 俊一 | 教授 | 知能機械学・機械システム |
shukoba | 5445 |
| 西川 敦 | 教授 | 医用システム・制御工学・知能機械学・機械システム |
nishikawa | 5617 |
| 白 倫 | 教授 | 生物機能システム工学 |
bailun | 5526 |
| 橋本 稔 | 教授 | 知能機械学・機械システム |
hashi | 5524 |
| 森川 裕久 | 教授 | 応用生物流体工学 |
hmorikw | 5444 |
| 木村 建 | 准教授 | 生殖生物学 |
kkimura | 5349 |
| 小関 道彦 | 准教授 | 医用生体工学・生体材料学・計測工学・知能機械学・機械システム |
koseki | 5347 |





















