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繊維学部附属農場

微生物資源を有効に利用する研究

枯草菌が持つ潜在能力の活用に向けて

枯草菌

枯草菌の細胞壁と細胞膜は、高分子量のテイコ酸で修飾されています。細胞壁テイコ酸がなくなると細胞は膨張し、細胞膜テイコ酸がなくなると長くつながった形態を示します。これらの結果から、テイコ酸は細胞の機能維持に重要な役割を果たしていることがわかります。

研究概要

枯草菌は古くから研究されている微生物で、病原菌から植物を保護したり、有機物の堆肥化や汚水の浄化などに役立っています。また産業面でも、酵素やビタミン類、抗生物質等の有用物質生産に利用されている微生物です。
このような背景から、枯草菌が持つ潜在能力を最大限に活用するために、細胞表層成分が担っている機能の解明や、タンパク質の分泌・局在機構に関する研究を進めています。将来的には、類縁細菌が持つ遺伝子資源の有効利用や、病原性細菌の効率的な防除システムの構築等に応用できる技術の開発を目指しています。