国際交流推進室

2016年11月26日

東京・学士会館にて信州大学国際交流会が開催されました。本会はグローバル教育推進センターが中心となり、大学全体としてのグローバルネットワークの構築と本学並び本学同窓生の国際交流活動の促進を目的として開催されました。本学部からは福長国際交流推進室教員と玉田副学部長が参加されました。以下、玉田副学部長の報告です。

「11月26日に東京・学士会館において開催された信州大学国際交流会に参加させて頂きました。多くの留学卒業生や在学生、教職員、あるいは国際交流に関わる関係者らによって会場が一杯であり、とても盛会でした。繊維学部卒のモンゴル国前鉱業大臣のジグジット氏の講演では、モンゴルの将来を背負って来日し、信大での留学経験を活かしモンゴルと日本との交流の柱になったお話には、国際交流のなかでの留学生の重要な役割を実際の話として実感することができました。また、信大教育学部卒の出口氏による海外での米の流通業のベンチャーとしての取り組みの講演では、国際的な視点での考えと人脈ネットワークの大切さが良く分かり、今後の信大国際ネットワークによる事業展開を期待させるものでありました。シンポジウムにおいては、マレーシアプトラ大学ノルヒサム教授の信大留学により得た技術や知識を母国の産業に貢献する新しい技術開発に繋ぐことが出来た経験のお話は、国際的な技術交流においても留学生が重要な役目を演じていることが実感できました。後半の交流会においても、多くの留学生や卒業生と気軽にお話をすることができ、このような交流が今後信大の国際交流や卒業生の国際ネットワーク作りにとても有効であると感じました。」