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渡邊拓巳さん (M2) が高分子研究発表会でエクセレントポスター賞を受賞

2016.07.19

大学院理工学系研究科 化学・材料専攻 応用化学コース2年の渡邊 拓巳さん (鈴木 大介 研究室) が、7月15日 (金) に兵庫県民会館で開催された、第62回高分子研究発表会 (神戸) でエクセレントポスター賞を受賞しました。受賞題目は「ヒドロゲル微粒子をシードに用いたスチレンのシード乳化重合におけるゲル微粒子内電荷分布の影響」です。本賞は、発表の第一著者で、30歳以下の高分子学会員の応募ポスター演題から選考され、今年度は104件の中から8件が受賞しました。

研究概要 : ヒドロゲル微粒子は、優れた分散安定性や、迅速な環境応答性を有することから、分子分離担体や薬剤運搬担体としての応用が期待されています。そのような中、ヒドロゲル微粒子の合成、評価、応用の観点から研究を展開しています。本研究は、水を好むヒドロゲル微粒子に対し、水に不溶な固体高分子を複合化した、新規複合ゲル微粒子創製に関する内容です。複合ゲル微粒子の構造制御、並びに、ゲル微粒子の構造理解を目的に、ゲル微粒子内部の電荷分布を変化させ、得られた複合ゲル微粒子の構造評価を行いました。