スマートフォン版を見る理学部クエストトップ

信州大学 理学部 ようこそ、探求の世界へ。理学部クエスト
佐藤 利幸

佐藤 利幸

生物学コース

講座:多様性生物学分野
職名:教授
略歴:
1981年 北海道大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学・理学博士
1981年~1982年 日本学術振興会特別研究員
1982年~1996年 北海道大学低温科学研究所助手
1996年~信州大学理学部教授
(1984年 特定国派遣研究員インスブルク大
主な海外調査 1987年~2005年 極東ロシア、北アメリカ、中国雲南省、マレーシア、アマゾンなど)
キーワード:形態分化
ホームページ:http://science.shinshu-u.ac.jp/~bios/Evo/sato/sato_top.html
SOARリンク:SOARを見る

植物形態や繁殖様式分化がいかに進化や共存を導くか

植物形態形成プロセスと分布共存パターン -シダ植物の分布のスケール解析・植物の比較生活史・植物と動物の共存・局所生物多様性の解析-

わたしの生活史

  • ・生まれは-38.6C の歌登(枝幸)の農家(中学)
  • ・高専中退・桑園予備校・北海道大理学部・低温研
  • ・ラッセルとゲーテ全集を親に無心(読めていない)
  • ・建築家(工学)に憧れ電気工学中退、成績不良で、やむなく「好きな緑色」にこじつけで理学植物学へ
  • ・暗い褐藻分類学から明るいシダ植物生態学へ
  • ・6名の恩師との出会いと場所
      山田先生:北大理
      坂上先生:低温研
      岩槻先生:京大理
      Woodward先生:インスブルク大
      Iltis先生:ウイスコンシン大
      Zimov 先生:極東ロシアコリマ河口

みなさんへのメッセージ

1. 私の高校 国立旭川高専電気工学科中退
私の高専中退は悩みと決心の時
見えない電磁気から図学、そして自然複雑系へ

2. なぜ生物学の道に
建築家への夢破れ、緑の植物分類学へ、暗い藻類
分類学から明るいシダ植物生態学へ、そして・・

3. 高校生物の教科書中での私の研究分野
進化・生態・生理・分類学(生物学II)

4. 大学生活のアドバイス・高校生への期待
・あこがれ(興味)に順位をつけること
・4つ以上の外国語にふれること
・ふるさとについて詳しいこと

5. 私の授業内容
実習:植物スケッチと局所植物多様性の調査
講義:生理生態学・自然史実習・多様性実習

6. 私の夢:信州自然環境情報ステーション設立と研究
「生物共存機構:ともに暮らす知恵」

7. 私の主な著書:研究
生物と環境・形の科学辞典(朝倉書店)、温帯性シダ植物の生活史(倍風館)、シダ植物の生活史~形と広がりの生態学~(京大出版会予定)、シダ植物が魅せる知床(知床の植物I):Oecologia, PlantSystematics and Evolution, J.of Biogeography,Can.J.Botany, Flora, Botanical Magazine(J.PlantReaearch), Jap.J.Ecology (Ecological Research)など約50編。日本語論文約50編。雑文約50編。

8.わたしの夢と目標
(1)信州から極東へ
信州のデータを基に極東アジアの複雑な生態系の維持モデルの確立
(2)東洋のガラパゴスの維持
変化に富んだ種構成を見せる、信州アルプス山岳の生物多様性維持のための自然環境スケール解析
(3)地球再生緑化
山岳自然環境保全のための視察、計測と野生植物種子の保存、温暖化対策への植栽実験(自然力)
(4)大切な信州・北海道の自然
日本、地球の自然環境指標(センサー)ともなる敏感な中部山岳域の植生・植物相の解明
(5)遺したいものやまやま
図書・ビジュアルミュージアム・標本(SHIN)・視察・計測・自然植栽を繋げた「信州自然環境情報ステーションおあしす」を目指す
(6)具体的には
中部地方(信州を中心)と北海道全域のシダ植物の調査をする(5kmx5km, 2.5kmx2.5km メッシュで1 地点)、論文~雑文など総365 編をめざす。

9.わたしのお宝
<研究室での学生・院生のテーマ>
(01) コケ植物の局所多様性(早坂BC)
(02) ヤドリギの着生寄主依存性(大利BC)
(03) シロツメクサの葉文様の個性(三浦BC)
(04) タイコウチとタガメの水深選択(真野BC)
(05) アジアの金融動向(溝畑BC)
(06) イヌワラビとヘビノネゴザの葉形(福原BC)
(07) 水素エネルギーによる自動車(奥原BC)(35)
(08) イワカゲワラビ周辺の植生動態(阪口BC)
(09) キノコ出現の季節動態(馬場BC)
(10) 帰化雑草の植物季節(永山BC)
(11) 花色の植物季節(吉州B)
(12) ペンギンの繁殖特性(田中BC)
(13) 窒素サイクルの研究動向(福重BC)
(14) 高山植生の特性(原田BC)
(15) 植物多様性ホッットスポット(神谷BC)
(16) 三郷河畔林の構造(福原BC)
(17) エコツーリズムの現状と問題(武田BC)
(18) 穴あき歩道6角ブロックの試作(益永BC)
(19) ヒメネズミの心臓変化(内藤BC)
(20) ヒートアイランドの現状(長谷川BC)
(21) 自動車産業の現状(木村BC)
(22) 植物スケッチの方法(米山BC)
(23) 上高地の植物多様性(北谷BC)
(24) 寒地のナデシコ科の形態(尾鼻BC)
(25) コケのオーキシン遺伝子発現(阪口MC)
(26) ヘビノネゴザ葉形態の軌跡(福原MC)
(27) 植生に応じた局所植物多様性(永山M)
(28) オシダ属の標高別細胞サイズ(中西M)
(29) シベリアのコケ局所多様性(早坂MC)
(30) 温暖化30 年とネズミの心臓(内藤MC)
(31) ハナノキの初期定着(遠藤MC)
(32) サラシナショウマの形態分化(宋MC)
(33) 色別ブロックの温度抑制効果(中井BC)
(34) ブロック植被率と温度抑制(杉野BC)
(35) アカマツ山火事跡地の植生回復(椋本BC)
(36) 音響と植物成長速度(磯村BC)
(37) ミズゴケの透明細胞の吸水速度(奥田BC)
(38) 地衣類のカラマツ幹着生頻度(伊藤BC)
(39) 帰化雑草の局所多様性(安本BC)
(40) 愛知県シダ植物相構造と変遷(田中BC)
(41) 群馬県のシダ植物とメシダ科(大山BC)
(42) ウリハダカエデ種子の個性(片桐BC)
(43) 静岡県シダ分布とマクロ要因(北原BC)
(44) 前葉体生長へのホルモン関与(一山BC)
(45) フイトンチッドの健康関与(中尾BC)
(46) 山梨県のシダ植物相の個性(松浦B)
(47) シダ局所分布のスケール解析(江藤B)
(48) 環境ホルモンとシダの繁殖(佐久間B)
(49) ケショウヤナギの定着律動(平田B)
(50) 種子自力散布の多様性(薮田B)
(51) 地衣類の共存パターンと多様性(矢久保B)
(52) イタチシダの種分化プロセス(田中M)
(53) カヤツリグサの生態繁殖(横井M)
(54) 高地植物のパッチ構造と繁殖(尾鼻M)
(55) シダハバチの寄主転換と共進化(井坂D)
<B 学士・M 修士・D 博士:C 修了>

img_507_0.png