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理学部生物科学科4年の山崎 遥さんが平成29年度 日本動物学会中部支部大会で優秀発表賞を受賞

お知らせ生物学コース

受賞した山崎 遥さん
受賞した山崎 遥さん

理学部生物科学科4年の山崎 遥さんが、平成29年12月9日(土)~10日(日)に岐阜大学にて開催されました「平成29年度 日本動物学会中部支部大会」において、優秀発表賞を受賞しました。

題目:渓流棲哺乳類カワネズミの遺伝構造研究~糞からの遺伝子解析およびマイクロサテライト・マーカー開発~
*山崎遥(信州大・理・生物)・関谷 知裕(信州大院・理工)・平澤 桂(アクアマリンふくしま)・佐々木 彰央(ふじのくにミュージアム)・一柳 英隆(熊本大院・先端科学)・元木 達也(環境アセスメントセンター)・東城 幸治(信州大・理・生物)

河川生態系における上位捕食者である日本固有種のカワネズミ(トガリネズミ科)は、生態学的知見の蓄積が希求されながらも、希少性やトラップ捕獲の困難さから行動・生態学的な研究が遅滞してきました。しかし、山崎さんらの研究では、河川に排泄された糞サンプルからの遺伝子解析手法を確立し、カワネズミの生息域を網羅するような地域集団を対象とした遺伝子解析を実施しました。この結果、4系統群が存在すること、中部山岳域ではこれらのうちの2系統が広くオーバーラップするように分布していることを明らかにしました。また、マイクロサテライト解析技術を確立させることで個体識別も可能とし、異なる系統群のカワネズミが同所的に生息していることや、同じ排泄場を複数の個体が利用していることなど、新規知見の究明にも貢献しました。

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