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総合工学系研究科・山岳地域環境科学専攻 斎藤梨絵さんが「日本陸水学会 第80回函館大会」において優秀口頭発表賞を受賞

お知らせ生物学コース

平成27年9月26~29日に北海道大学(北海道・函館市)で開催された「日本陸水学会 第80回函館大会」において、総合工学系研究科・山岳地域環境科学専攻の斎藤梨絵さん(博士課程3年、日本学術振興会特別研究員)が優秀口頭発表賞を受賞しました。優秀口頭発表賞は、学生やポスドクなどの若手研究者による口頭発表53題のなかから3題に授与されました。

信州では伝統食「ざざむし」としてもよく知られる水生昆虫類ヒゲナガカワトビケラを対象に、日本列島を網羅的に、また朝鮮半島やロシアも含めた東アジア地域広域を対象とした膨大な野外調査のデータとその遺伝子解析から、本種における系統地理を詳細に究明しました。とくに、日本列島の形成史やその後の海水面変動や山岳形成など深く関連した遺伝構造を詳細に追究したことが高く評価されました。本種は、東アジア地域の河川に広域分布する最優占種で、そのバイオマスは世界一とも言われており、河川生態学においても極めて重要な知見であると考えられます。

受賞演題は以下の通りです。
「日本列島の河川における最優占種ヒゲナガカワトビケラ種内における遺伝的多様性」
○斎藤梨絵1, 加藤慎也2, 野崎隆夫3, 東城幸治4

1信州大学大学院総合工学系研究科, 2信州大学大学院理工学研究科, 3神奈川県環境科学センター, 4信州大学理学部生物科学科

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