お知らせ

御嶽山調査

地球学コース

9月27日に噴火した御嶽山調査に関して,地質科学科の活動を紹介します。


噴火直後の御嶽山頂(山岳研究所 朝日克彦先生撮影)

9月27日.県の西部に位置する活火山の御嶽火山が噴火しました.御嶽火山の噴火は2007年以来の噴火となります.写真は,当日,御嶽山頂付近で雪の調査をしていた信州大学山岳研究所の朝日先生が噴火に遭遇し,撮影したものです.


九蔵峠からの御嶽山

噴火翌日の9月28日.信州大学の調査チームも現地に入りました.

写真は北東方向から見た御嶽山です.高さ500m程度の噴煙が山頂から東の方向(写真では左の方向)にたなびいているのが分かります.


調査中の三宅先生(右)と教育学部の竹下先生(左)


火山灰が降った様子(開田小学校)

消防のホース格納庫の上に積もった火山灰の様子です.

天板の上に白く見えるものが火山灰です.


火山灰の様子(開田小学校)

今回降った火山灰は,とても細かい粒子と,砂粒程度の粗い粒子が集まって大きな粒をつくっています.このことは,噴煙の中でこれらの粒子が凝集し,一緒になって降ってきたことを示しています.


泥雨の跡(開田高原西方)

火山灰は場所によって泥の雨のように降りました.

石に見える白い転々は泥の雨粒です.


ベンチの上一面に降り積もった火山灰(開田高原)

信大調査チームは,他の研究機関と協力して御嶽山山麓の降灰量の調査をおこないました.

調査の方法は,

火山灰を採集し,その際,採集した面積を計測しておきます.

火山灰は持ち帰って乾燥重量(g)を量ります.

各調査地点の重さを,単位面積(1㎡)あたりの重量で表すことで,

火山灰が薄く積もった地点でも定量データを得ることができます.

得られた結果から,

今回の噴火で,どのあたりに・どのくらい積もったかを地図上に示した

降灰分布図を作成しました.

※顕微鏡編・分析編はまたあとで.

御嶽山の活動についてはこちらにもまとめてあります


前へ 

一覧にもどる

 次へ