お知らせ

1/31(金)開催:数理科学談話会 「地層に時間目盛りを入れる-ルミネッセンス年代測定法-」

学科イベント

 理学部では,教員や学生が専門分野や学科の枠を越えて学問的な交流を進める契機となるような,「数理科学をキーワードとする講演会シリーズ」を企画しています。
 最先端の研究テーマに取り組む講師の方々には,非専門家や学生の皆さんにも無理なく理解できるように,易しい語り口で話すようにお願いしています。
 お気軽にお越し下さい。

 

日 時:2014年1月31日(火)16:20-17:50

会 場:理学部「数理・自然情報合同研究室」(理学部A棟4F西端)

講 師:北沢 俊幸氏

(立正大学地球環境科学部 助教)

講師の研究分野: 地質学,堆積学,地形学

主 催:理学部「数理科学プロジェクト」

信州数理科学研究センター(代表 井上和行)
http://math.shinshu-u.ac.jp/~center/index.html

 

<題 目>

地層に時間目盛りを入れる-ルミネッセンス年代測定法-

 

<要 旨>

 例えばページ番号の入っていない分厚い資料は使いづらいしバラバラになるのも嫌なので,ページ番号を記入したい。整理されて使い易くなるだろうし,もしかしたら乱丁や落丁が見つかるかも知れない。
 地層の年代測定とはそのようなもので,ページのように積み重なった地層になるべく正確に沢山の時間目盛りを入れたいという欲求である。数百年~数十万年前までの年代測定が可能であり,第四紀地質学,自然地理学,考古学などで利用が広がりつつあるルミネッセンス年代測定法は,鉱物に蓄積した放射線量を光や熱などの励起によって発する光(ルミネッセンス)の強さから求め,年代に換算するものである。
 他の多くの年代測定法が,測定対象となる物の「発見」が必要なのに対して,ルミネッセンス年代測定法は測定したい部位を「選定」できるのが大きな特長である。つまりその気になればページ1枚1枚に番号を記入できるかも知れないのである。
 本講演では,原理,測定例,3.11津波への適用、問題点などについて話題を提供する。

 

<キーワード>

 地層,年代測定,ルミネッセンス

 

企画世話人:村越直美氏(理学部 物質循環学科)

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