お知らせ

10/17(木)開催:数理科学談話会
 「私はだあれ?-日常生活で使われる暗号技術の紹介-」
 「公開鍵暗号の安全性と数学問題の困難性について」

学科イベント

 理学部では,教員や学生が,専門分野や学科の枠を越えて学問的な交流を進める契機となるような,「数理科学をキーワードとする講演会シリーズ」を企画しています。
 最先端の研究テーマに取り組む講師の方々には,非専門家や学生の皆さんにも無理なく理解できるように,易しい語り口で話すようにお願いしています。
 お気軽にお越し下さい。

 

会 場:理学部「数理・自然情報合同研究室」(理学部A棟4F西端)

日 時:2013年10月17日(木)16:20-18:30(連続2講演)

講 師:伊豆哲也氏

(株式会社富士通研究所 ソフトウエア技術研究所・主任研究員)

講師の研究分野: 情報セキュリティ,認証

主 催:理学部「数理科学プロジェクト」

信州数理科学研究センター(代表 井上和行)
http://math.shinshu-u.ac.jp/~center/index.html

 

【講演1(16:20-17:20)】

<題 目>

「私はだあれ?-日常生活で使われる暗号技術の紹介-」

<要 旨>

 暗号技術は,古代ギリシャ時代から最近に至るまで主に軍事目的で使われてきましたが,インターネット時代を迎え,現代では日常の暮らしに必須な技術となっています。本講演では,認証技術(他人に対して自分が自分であることを信用させる技術)を例として,どのような暗号技術が利用されているか,その原理はどうなっているか,その安全性と数学がどのように関わっているか,それでも生じる課題は何か,さらには企業の研究開発とどのように関わっているか,などを紹介します。

<キーワード>

 暗号技術,認証,トークン,パスワード,生体認証


【休憩 (17:20-17:30)】

 

【講演2(17:30-18:30)】

<題 目>

「公開鍵暗号の安全性と数学問題の困難性について」

<要 旨>

 送信者から受信者にメッセージを暗号化して送信する場合,送信者は受信者の暗号鍵によって暗号化し,受信者は自分が秘密に保持する復号鍵によって復号して元のメッセージを入手します。公開鍵暗号は,受信者の暗号鍵は誰でもアクセスできるように公開されているという顕著な特徴を持ちますが,この特徴は数学的問題の困難性に依存しています。本講演では,現代の公開鍵暗号において使用されるいくつかの数学的問題(素因数分解問題・離散対数問題・格子問題・多変数多項式問題等)と,その難しさについて紹介します。

<キーワード>

 公開鍵暗号,素因数分解問題,離散対数問題,格子問題,多変数多項式問題

 

企画世話人:沼田泰英(理学部 数理・自然情報科学科)

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