大きな岩をどうする?

大きな岩をどうする?

これは森清先生が地球学コース4年生と一緒に、秋田県鳥海町の女川層を調査した時の写真です(写っているのが4年生大林君)。女川層というのは、石油のもととなる有機物を含んでいた地層(石油根源岩)と考えられています。大林君の右横にある二つの大きな塊が、苦灰石ノジュールと呼ばれる岩石です。苦灰石とはCaMg(CO3)2という組成をもつ鉱物です。苦灰石からなる地層は、世界各地で見出されるのですが、現在の海洋で苦灰石が沈澱している現象は見出されていません。この問題は苦灰岩問題とよばれ、現在でも未解決の難問です。森清先生は、苦灰石ノジュールの研究をつうじて、この問題を考えています。