信州に分布するマルハナバチは何種類?

長野県には10種のマルハナバチが分布しています。
主要な6種を示します。
分布標高が種ごとに異なっています。しかも、これらのマルハナバチは、体の大きさが種ごとに大きく違っています。
この2つのことから、訪花するマルハナバチ類の平均的な大きさを標高ごとに比較すると、高標高では小さくなる傾向があることがわかってきました。


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一方、マルハナバチに来てもらうために大きな花を進化させたといわれる植物が、信州にはたくさん分布しています。
これらの植物種の中には、低標高から高標高まで、幅広く分布している種があります。


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もし、「花のサイズはマルハナバチに来てもらうために進化した」のだとすれば、高標高ほど花のサイズは小さくなるはずです。


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このことを確かめるために、大学院生や学部生が乗鞍岳や美ヶ原で研究をおこなっています。

生物学コース 進化生態学分野 市野 隆雄 Link

理学部クエスト 生物の共生と共進化を探る
職名 教授
略歴 1985年 京都大学大学院農学研究科農林生物学専攻博士後期課程中退
香川大学農学部助手・助教授
ハーバード大学生体・進化学部比較動物学博物館訪問研究員
信州大学理学部助教授を経て’03より現職
ホームページ http://science.shinshu-u.ac.jp/~bios/Evo/itino/index.html