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医学部衛生学公衆衛生学教室の水木将助教(健康・社会医学研究プロジェクト)が日本ラクトフェリン学会賞を受賞しました

2016年12月28日 [受賞]




平成28年10月30日に東京で開催された日本ラクトフェリン学会第7回学術集会において、水木将助教(医学部衛生学公衆衛生学教室、健康・社会医学研究プロジェクト担当)が、学会賞である冨田賞(応用部門)を受賞しました。日本ラクトフェリン学会では、ラクトフェリン研究者の育成・研究奨励を目的に、学術集会における一般演題の中から学会賞として、津田賞(基礎部門)、冨田賞(応用部門)を選考し、受賞者の顕彰を行っているものです。
水木将助教らは、「ラクトフェリン摂取による冬季の感染症予防効果-幼稚園、保育園職員を対象とした二重盲検ランダム化比較試験から-」と題した本学、長野県松本市、森永乳業との産官学連携による共同研究を実施し、幼稚園、保育園職員を対象に二重盲検ランダム化プラセボ対象並行群間比較試験により、ラクトフェリンの摂取が、感染性胃腸炎の発症率を低下させ、下痢の有症期間を短縮させることを確認しました。
本年冬季、昨年同時期より猛威を振るっている感染性胃腸炎は、最新の1週間の患者数は、10年ぶりに大きな流行を示す「警報レベル」を超えていますが、ラクトフェリン摂取により発症リスク、有症期間を低減する可能性が示唆されたといえ、その意義は大きいと考えられます。

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