寺内 英真

terauchijpg
教員氏名 寺内 英真
職名 講師
所属 看護学専攻
経歴 聖隷クリストファー看護大学看護学部卒業
同大学大学院看護学研究科成人看護学専攻を修了(看護学修士)
2010年に保健学科看護学専攻に着任

研究者総覧(SOAR)を見る

手術後のせん妄の予防は、チーム介入の効果を測るものさし

せん妄とは、環境に適応する力が弱まったときに出現する症状で、意識が少し曇ったような状態になります。せん妄の発症には、体の調子が悪くなったり、気になることがあったり、急に環境が変わったりすることが関わっているといわれています。せん妄には、いろいろな職種で多方面からのチームでの介入が有効といわれ、実際に効果があることもこれまでの研究で報告されています。
医療現場では様々な介入が行われていますが、依然としてせん妄への対応は難しいため、患者・家族と医療者にとってより効果的な介入方法はないか探したいと考えています。
せん妄ケアの構造図せん妄の予防・発症時でのケア介入のタイミングを示している
.JPG
せん妄ケアの構造図
せん妄の予防・発症時でのケア介入のタイミングを示している
研究から広がる未来
せん妄への介入は、多職種での系統的な関わりが効果的であることが報告されています。しかし、医療機関によってケア内容も違うため、各事例から具体的な介入内容を集め、共通項を詳細にまとめていく地道な研究が必要です。これらによる系統的な介入のためのプロトコルとケア・プログラムの開発から、せん妄ケアの標準化につながることが期待できます。
せん妄事例のデータ:認知機能と行動を得点化したもので、行動に関する症状が先行して出現し、次いで認知機能が低下している.JPG
せん妄事例のデータ:認知機能と行動を得点化したもので、行動に関する症状が先行して出現し、次いで認知機能が低下している
卒業後の未来像
体と心の両方の調子をみて必要な介入を考えるには、その人に関心を向けることが大事です。お友達との関わりなど、いろいろな人との関わりを通して感じたこと(感性)を大切にしてください。