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第13回 信州公衆衛生学会総会 開催報告 





 2018年8月25日(土)に,松本市の信州大学医学部旭総合研究棟9Fにおいて第13回信州公衆衛生学会総会が行われました。

 今回は「〜人に寄り添い、地域とともに歩む〜」を大会テーマとし、大会長の一般社団法人長野県薬剤師会 会長 日野寛明先生より「地域包括ケアにおける薬剤師の取組み」と題した大会長講演が行われ,「人に寄り添い、地域とともに歩む」をスローガンとし行われてきた長野県薬剤師会の事業展開や薬剤師・薬局の影響、そして医療・介護・行政との連携の仕組みづくりや今後の展開について、ご講話いただきました。特別講演では一般社団法人日本在宅薬学会 理事長、ファルメディコ株式会社 代表取締役社長 狭間研至先生より「地域包括ケアシステムにおける薬局・薬剤師の役割〜多職種連携のなかで薬剤師とどう組むか〜」と題したご講演が行われ,現在の薬局・薬剤師の多職種連携・チーム医療における役割や今後の改善のために薬局・薬剤師と医師・看護師・介護スタッフらと如何に連携していくかということを中心に、ご講話いただきました。大会長講演・特別講演は公開講座として、学会員以外の方も聴衆可能であり、多くの皆様にご参加いただきました。
 一般口演は全体で18演題あり,日頃の研究成果の発表が行われました。学会奨励賞は、長野県健康増進課 羽根田洵子先生の「地域課題に応じた減塩等のモデル事業の結果から」の演題に決定しました。誠におめでとうございます。
本年も大変盛況のうちに信州公衆衛生学会総会が終了致しました。 
お忙しいところ、ご参加いただきました多くの皆様方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。