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第12回 信州公衆衛生学会総会 





 2016年8月19日(土)に,松本市の信州大学医学部付属病院において第12回信州公衆衛生学会総会が行われました。

 今回は「”つながる”〜明るい未来を築くために〜」が大会テーマとされました。大会長の金井誠先生より大会長講演が行われ,”つながり”の重要性をキーワードとし、産科医療を守るための連携体制構築や高度医療人材育成への取り組みについて、ご講話いただきました。また特別講演ではベネッセ教育総合研究所の持田聖子先生より「母子保健における切れ目ない支援の重要性〜「日本版ネウボラ」導入に向けての母親対象調査からの考察〜」と題したご講演が行われ,フィンランドのネウボラで行われている取り組みを通して日本の子育て包括支援センター構想を発展させていくかを中心とし、ご講話いただきました。この特別講演は公開講座として、学会員以外の方も聴衆可能ということもあり、多くの皆様にご参加いただきました。
 また、一般口演は全体で21演題あり,日頃の研究成果の発表が行われました。学会奨励賞は、坂元亜紀先生の「結核集団感染事例における職場での感染の拡がりについて」の演題に決定しました。誠におめでとうございます。
本年も大変盛況のうちに信州公衆衛生学会総会が終了致しました。 
お忙しいところ、多くの皆様方にご参加頂き、誠にありがとうございました。