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診療科案内
  • 消化器外科(肝・胆・膵)主として肝・胆・膵疾患の外科治療を行っております。
  • 消化器外科(消化管)主として食道癌、胃癌、大腸癌の外科治療を行っております。
  • 移植外科肝移植医療を行っております。
  • 小児外科主として小児ヘルニア、先天性疾患の外科治療を行っております。
  • ヘルニア外来そけいヘルニアなどの外科治療を行っております。

当科のあゆみ当科のあゆみ

我が国では1960年代に数例の肝移植が行われましたが、その後いわゆる「和田心臓移植」の影響から、20年以上に亘り、脳死移植は封印されていました。我が国の肝臓外科、小児外科領域で1980年代後半に話題になっていたのは、肝臓移植にいつどの施設が取りかかるかということでした。
1989年秋に第一外科(当時)の教授に着任した幕内雅敏先生は、まだ、着任前の医局員に対する挨拶の中で、生体肝移植という方法で肝移植行うことを宣言しました。この挨拶から間もない11月に島根医科大学で本邦初例となる生体肝移植が施行されました。当科では、その後サルやブタを用いた実験を行い、臨床での開始に備えました。
1990年6月21日胆道閉鎖症の7歳の女児に対し本邦では3例目となる生体肝移植を行いました。この患者は現在では26歳となっており、生体肝移植での世界最長生着例となっています。これ以降小児の慢性疾患で経験を積み重ねながら適応を拡げ、1992年には世界で初めて急性肝不全症例に対する生体肝移植に、また、1993年には世界で初めて成人間生体肝移植に成功しました。

幕内教授が東京大学の外科教授として転出し、1995年からは、川崎誠治先生が教授に昇任しました。
1997年に脳死移植法が施行されると、当院は京都大学附属病院とともに、我が国の脳死肝移植実施施設として認定されました。1999年には本邦初例となる脳死肝移植が代謝性疾患の患者さんに対し行われ、この患者さんは現在も元気に社会生活をおくっています。

川崎教授が順天堂大学の肝胆膵外科教授として転出し、2004年からは宮川眞一先生が教授に昇任しました。
2004年には生体肝移植に対する保険適用が広がり、肝臓癌などに対する生体肝移植も保険適用とされました。
2008年6月には「脳死肝移植と生体肝移植」というタイトルで、ケンブリッジ大学と信州大学のジョイントシンポジウムがケンブリッジ大学で開催されました。これは、生体肝移植をリードし世界の肝移植医療の一端を担ってきた信州大学と、脳死肝移植における世界のパイオニアであるケンブリッジ大学両施設での肝移植にかかわる経験と成績を共有するとともに、生体肝移植に対してはドナーの安全性などの見地などから慎重な姿勢をとっている英国における生体肝移植についての検討に資することを目的としたもので議論を深めることができました。
現在、当科では膵島移植の臨床応用に向けて準備を進めているところです。

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