1. HOME
  2. 講座案内
  3. 教授あいさつ
診療科案内
  • 消化器外科(肝・胆・膵)主として肝・胆・膵疾患の外科治療を行っております。
  • 消化器外科(消化管)主として食道癌、胃癌、大腸癌の外科治療を行っております。
  • 移植外科肝移植医療を行っております。
  • 小児外科主として小児ヘルニア、先天性疾患の外科治療を行っております。
  • ヘルニア外来そけいヘルニアなどの外科治療を行っております。

教授あいさつ教授あいさつ

信州大学医学部外科学第一講座 教授 宮川眞一

1989年に本邦で第一例目の生体肝移植が施行されて以来、生体肝移植の増加に後押しされたように、脳死肝移植が法的に認められ、2010年7月に脳死移植法案が改正された後はほぼ週に1例程度の脳死移植が行われるようになっております。現在では、移植医療は日常診療として定着し、また同じ頃始まった鏡視下手術も、新たなデバイスの登場により日常的な外科治療の選択肢の一つになりました。

教室でも大学病院の使命として先端医療に取り組み、本邦で第3例目の生体肝移植の成功、世界で第一例目の成人間肝移植に成功し、本邦で第一例目の脳死肝移植を行い、2005年以降は腹腔鏡下肝切除、膵切除も導入し、現在ではこれらの治療は日常診療として安全に行われております。
この20年間の外科治療の進歩は目を見張るものがありますが、今後の外科治療はどこに向かうのかと考えた時、癌の外科治療と再生・移植医療の融合であろうと思います。先端研究と先端医療は大学病院の両輪ですので、大学内での研究だけでなく、米国、英国、カナダに移植・再生、癌領域の基礎研究のため教室から医局員を派遣して、世界的な視野で研究を進めております。

次世代の人材育成は大学の最優先課題であります。手術が出来ない外科医は困りますが、何でも手術してしまう外科医も問題です。過不足のない手術が出来る外科医を育てることが重要と考えます。手術に際しては手術適応という一定の基準がありますが、生体肝移植が10~20年後に日常診療と化したように、技術等の進歩により、手術適応は変化します。先端医療や癌に体する拡大手術がこれにあてはまりますが、しかしその名の下にリスクの非常に高い手術が許されるものではありません。過不足のない手術が出来る外科医に必要な事は物事を理論的にかつ多角的に判断する能力であります。

研究による学位取得、学会発表、論文作成という過程をとおして、物事を理論的にかつ多面的に考える訓練がなされ、「過不足のない手術とは何か」を判断できる外科医が育つと考えております。

信州大学医学部外科学第一講座 教授 宮川眞一

ホームに戻る

このページの先頭へ戻る