教室の研究状況
信州大学医学部歯科口腔外科

学会報告

第1回信州睡眠時無呼吸症(SAS)研究会

OSASに対するスリープスプリント(SS)の治療成績について

    信州大学医学部歯科口腔外科学教室  信州大学医学部第一内科学教室*

    ◯宮澤英樹、中塚厚史、倉科憲治、藤本圭作*、漆畑一寿*、林 元則*、久保恵嗣*

 

 睡眠時無呼吸症候群(以下SASと訳します)の95%以上が上気道の解剖学的狭窄及び上気道筋の緊張性低下が原因で発症する閉塞型睡眠時無呼吸症候群(以下OSASと訳します)といわれます。当科では、信州大学医学部第一内科学教室にてOSASと診断された患者に対し、スリープスプリント(以下SSと訳します)を用い治療を行っています。SSとは、下顎を前方に突出させた状態で上下顎を固定する装置であり、睡眠中に装着着装着{を前方に突でo繪コ顎を固定した装置であり夜間睡眠中に装着するものであります。下顎が前方に引き出されるため、それに伴って舌根部も前方に移動し、その結果気道のスペースが広がります。また、主要な舌前突筋でああああああああああああああああああああああああああああああああスも広げられます。また、主要な舌前突筋であ突筋であるオトガイ舌筋の呼吸性活動が増大し、吸息時の気道内陰圧による舌の引き込みを予防するといわれております。このように、SSは物理的に気道を拡張することと、筋活動を賦活化することを目的にOSAS患者の治療に使用されております。今回、SSを装着するにあたっての当科におおおける審査法、SSの適応症、また、2000年4月から2001年1月までの9ヶ月間にOSASと診断され、当科を受診した35症例中資料のそろった14症例の治療成績について若干の考察を加え報告します。

01年1月までの9ヶ月間にOSASと診断されとn。療成績について若干の考察を加え報告します。


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Department of Dentistry and Oral Sirgery, Shinshu Univbersity School of Medicine