教室の研究状況
信州大学医学部歯科口腔外科
学会報告 |
(2000/6/29,30 福岡市) |
1信州大学医学部歯科口腔外科学講座 2長野市民病院歯科口腔外科 側頭骨関節結節の平坦化は顎関節症の結果として生じるといわれている。これまでの他家やわれわれの検討でも、復位を伴わない関節円板前方転位をもつ関節のほうが、復位を伴う転位をもつ関節よりも、関節結節後斜面は緩やかであると報告されている。そこで今回われわれは、関節結節の平坦化は顎関節内障の進行に伴って生じるとの仮説をたて、関節結節平坦化の出現と顎関節内障の進行度との関連を検討したので報告する。 |
1信州大学医学部歯科口腔外科学講座 2長野市民病院歯科口腔外科
目的:関節円板は下顎頭の内および外側極から後方の隅角部にかけて付着しており、円板−下顎頭複合体を形成している。関節円板の前方転位はこれら下顎頭の付着部に何らかの変化を来していることが推測される。そこで今回われわれは、下顎頭の外側極の吸収の有無に着目し、外側極の吸収と関節円板前方転位との関連を検討した。 |
Copyright
Department of Dentistry and Oral Sirgery,
Shinshu Univbersity School of Medicine