研究の特色

臨床に則した以下の4本の柱で研究をしています。

病理形態

アミロイドーシスの臨床病理学的研究。認知症、ニューロパチー、筋疾患などの発生機序に関する研究。神経難病学講座と連携した神経病理診断、NeuroCPCの開催。

生検病理組織の検討会
生検病理組織の検討会

神経生理学

脊髄反射・運動単位電位記録・表面筋電図・経頭蓋磁気刺激・誘発電位・脳磁図などを用いた、中枢性運動障害の研究。パーキンソン病など基底核疾患に対する定位脳手術で得られたデータの解析。

経頭蓋磁気刺激を用いた神経生理学的研究
経頭蓋磁気刺激を用いた
神経生理学的研究

生化学・分子遺伝学

神経・筋疾患、アミロイドーシス、成人型シトルリン血症、小脳変性症などを中心に内科疾患の成因・診断・治療に関する分子生物学・蛋白化学・臨床遺伝学的研究。

分子生物学・生化学研究室での研究 分子生物学・生化学研究室での研究
分子生物学・生化学研究室での研究

リウマチ・膠原病、慢性炎症性疾患

  1. 臨床研究として、難治性リウマチ・膠原病および類縁疾患の治療戦略の確立を目指して以下の研究テーマを中心に取り組んでいます。
    • 難治性皮膚筋炎・多発性筋炎に対するマルチターゲット免疫抑制療法の開発と前向き研究
    • 自己免疫疾患関連肥厚性硬膜炎に関する早期診断・治療指針の開発
    • 家族性地中海熱における遺伝型と臨床徴候の関連および新規治療開発を目指した研究
    • 免疫グロブリンアミロイドーシスに対する新たな化学療法の研究
  2. 基礎研究として、難治性膠原病の免疫学的病態機序の解明と分子標的治療の開発を目指した研究に取り組んでいます。
    • 炎症性筋炎・全身性血管炎の病態関連リンパ球サブセットおよび伝達シグナルの研究
    • 膠原病における制御性T細胞機能評価と自己免疫制御システムの回復・再生を目指した研究
    • 家族性地中海熱を代表とする遺伝性周期性発熱の分子病態機序解明研究