今年の3月に国家試験に合格し、4月に信州大学附属病院で研修をスタートしました。7月から9月の3ヶ月間、第2内科の消化器内科でお世話になっています。内科での研修1か月が過ぎましたが初めての内科研修であったこともあり、カルテや症例発表において第3者に患者さんの問題点を列挙し、治療計画を立てることのむずかしさを実感しております。しかし、経験すること一つ一つが新鮮で毎日充実した日々を過ごしています。
第2内科に身を置いて感じたことは、消化器内科、腎臓内科、血液内科の3科内で相互に症例をカンファレンスなどで共有し合い、意見を交換し合える環境が整っていることです。一般的に他科への紹介は紹介状を書き、診察の日程を組んでもらい、患者さんを診察してもらい、返書をもらうという手順を踏みます。どうしても時間がかかったり、ちょっとした相談が難しかったりします。ここでは各科の垣根がなく気軽に相談することが可能です。研修医にとっても科に関係なくより多くの症例を経験でき、なおかつより多くの先生方に助言をもらえます。大学病院における各科の専門性を持ちながら、なおかつ民間病院にあるような各科の垣根越えた医療を経験することができます。
また、第2内科の研修では外来処置で採血や強ミノ注射などの外来処置を経験でき、超音波、内視鏡の現場も経験できます。病棟だけではなく、入院後外来で経過観察されている患者さんにも触れることができ、外来、検査、病棟とすべてを経験できるため、精査、加療の一連の流れをよく理解することができます。
消化器内科を考えている人もそうでない人も第2内科の環境に身を置いてほしいと思います。第2内科には多くの先生方がおり、それぞれの経験、専門性の中から研修医を育てようと熱心に指導してもらえます。自分で考え、行動することが求められますが、研修医が行ったことに対して責任をもって対応してくれ、細やかなフィードバックがあります。将来につながる素晴らしい経験ができると思います。