(チーフ:准教授・城倉 浩平)
発生、再生、癌化、その共通点は何か?
どんな細胞にも変化できる多能な細胞(多能性幹細胞)を使うことで、今まで思いもよらなかったことができるようになってきています。
主な研究テーマ
・癌細胞のリプログラミング
iPS作製の技術を使い癌細胞を「元に戻す」ことで発癌機構の解明や治療法の開発を目指しています。・腎臓の発生と再生に関する研究
腎臓の基になる組織がどのようなメカニズムで維持され、分化するかを、動物の胎児組織を使って調べています。・疾患特異的iPS細胞を用いた病態解明
エーラスダンロス症候群という遺伝病の解明をしています。・多能性幹細胞におけるエピジェネティック因子の機能解析
持っている遺伝情報は同じでも、さまざま細胞はそのさまざまな形質を維持してます。我々はその理由を研究しています。