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内視鏡外来 |
学会などのために予定が変更する場合がございます。
各専門外来・教授診察は、予約制となっております。





内視鏡外来
慢性副鼻腔炎,鼻茸,アレルギー性鼻炎,肥厚性鼻炎などの疾患を持つ患者さんに対して,内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)を行うことがあります.
ESSを行った患者さんの術後処置,経過観察を行っています.慢性副鼻腔炎の手術後には内視鏡を使用した術後処置が必要であり,数カ月間通院してもらっています.(術後処置:手術後しばらくは痂皮がつきやすく,それを除去し清掃する.鼻茸が再発する前にむくんだ粘膜を平坦にする.開放した換気排泄口が閉鎖しないようにする.)また手術の評価のためにCTなどの画像診断も行っています.内服薬,点鼻薬も必要に応じて使用して頂くことになります.
完全予約性で(月)(水)(金)の午後2:00からです.
難聴外来
耳は外耳,中耳,内耳の三つの部分に分けられます.外耳,中耳に原因のある伝音難聴(手術で聴力改善の可能性があります)に対して,内耳以降に問題のある感音難聴の患者さんを診せて頂くのが難聴外来です.その目的は「難聴の診断と治療」という一言に集約されます.
難聴を訴えて外来を受診された患者さんは,まず,初診担当医により病気(難聴)の経過,鼓膜の状態,純音聴力検査,耳のレントゲン写真などの診察を済ませた後,感音難聴と診断された場合には難聴外来を予約します.
難聴外来では,何種類もの聴覚検査を組み合わせた精密聴力検査を行い,CTやMRIなどの画像診断を行ないます.高分解能CTや3D-MRIの進歩により,従来解らなかった内耳の異常(奇形)なども診断可能となって来ました.また,従来「原因不明」とされることの多かった感音難聴ですが,最近になって,遺伝子変異により難聴が引き起こされることが知られるようになり,遺伝子の面から診断がつくようになってきました.必要と判断された患者さんには「難聴の遺伝子解析」も行なっています.ただし,現状ではすべての難聴の遺伝子が解明されているわけではなく,今後の研究が待たれます.
このようにして,難聴の原因を診断した後,それに応じて治療方法が選択されます.薬による治療が可能な場合は,適切な薬剤による治療が試みられます.しかし,必ずしもすべての感音難聴で治療が可能とは限りません.このような場合には,難聴によるコミュニケーションの障害に対して,補聴器の装用を行ないます.補聴器の装用は「補聴器外来」で行なっています.精密聴力検査の結果から,患者さん毎の難聴の状態に合わせて補聴器をフィッティング(耳に合わせて調整すること)しています.
難聴外来を受診される患者さんの中には,どんなに強い補聴器を使ってもコミュニケーションがとれない高度難聴(聾)の方もいます.従来,このような患者さんには手話,読話(唇の動きを読む),筆談などの音声を用いない方法しか残されていませんでした.しかし,現在では「人工内耳」を埋込む手術により「音を取り戻す」ことが出来るようになりました.この,人工内耳埋込み術が可能かどうかの判断も,難聴外来の大事な役目の一つです.
このように一人でも多くの難聴患者さんが,より良いコミュニケーションがとれるように,難聴外来では努力したいと思っています.
中耳外来
中耳外来では主として当教室で行った中耳手術のフォローアップしております。鼓 室形成術、鼓膜形成術を中心に、最適な治療法の開発と、手術の評価を行っています。慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に行われる鼓室形成術は「軟素材(皮下結合組織)を
用いた外耳道再建を行う鼓室形成術」を多く行っております。患者さんから見た場 合、この術式の最大の利点は外来受診のときに、耳の処置がほとんど不要なことです。鼓膜の穴を塞ぐ鼓膜形成術は「皮下結合組織を用いた接着法による鼓膜形成術」を
メインに行っております。場合によっては局所麻酔での手術も可能です。内視鏡も用 いて、鼓膜穿孔の閉鎖率の向上が得られております。 また、当院では高分解能をもったCTが随時撮影することができるので、中耳疾患が
早期に鑑別、除外できます。手術後のCTでの評価も迅速にできます。外来は主として「手術後」の患者さんを診ています。中耳疾患の初めの窓口は当科初診です。緊急性のある場合を除き、月水金の初診(予約は必要ありません)への受診をお願いします
腫瘍外来
頭頸部腫瘍患者さんの手術法を含めた治療方針の検討、治療後のfollow upを中心に行っています。形成外科とは密に連携して各種再建手術を積極的に施行しています。またナビゲーションシステムを積極的に手術に導入してより正確で低侵襲手術に目指しています。研究テーマとして唾液腺腫瘍の遺伝子学的術前補助診断および頭頸部扁平上皮癌のDNAマイクロアレイによる解析を中心に進めています。長野県にはがんセンターがないため当科専門外来受診の担う社会的責任は増しています。
人工内耳
高度の感音難聴の治療は従来不可能だとされておりましたが、高度難聴者に対する人工内耳が平成6年に健康保険適応になってから我が国でも人工内耳装用者が急速に増え、現在国内で1700名以上、全世界では20000名以上の難聴者が聞こえを取り戻しています。信州大学では平成12年より人工内耳のプロジェクトを開始しておりますが、この人工内耳については予想以上の患者さんの満足度が得られ、私どもも喜んでおります。このように人工内耳は従来治療法のなかった高度難聴者にとって画期的な治療法でありますが、我が国では欧米に比べまだ小児(先天性)症例が少ない傾向にあります。補聴器によって言語習得が困難な高度難聴の小児の患者さんに関しては今後、普及に努めなければならないと考えております。
耳鼻咽喉科の初診は完全予約制となっております。かかりつけの医療機関などの紹介状(診療情報提供書)により事前に予約を取ってから受診してください(外来予約センター:0263−37−3500)。
紹介状が無い方、予約無しで来院された方の受診については医師が判断させていただきます。

補聴器外来
純音聴力検査や語音聴力検査、DPOAE、SISI、自記オージオメトリなどを用いて、聴力の正確な評価を行ないます。またCT, MRIをもちいて画像的に評価します。
詳しい検査を行いながら、補聴器を試してもらい適切な機種を選択します。
大学病院ならではの検査を行うことによって、補聴器が有効でない患者さんには人工内耳やBAHA(骨導補聴器)を治療の選択肢として提示することができます。
初めて受診する方(初診)
以前に受診歴のある方(再診)
専門外来は完全予約制となっております(ただし病状が悪化した場合などの緊急時は除きます)。受診の際に次回の予約をお取りください。前回受診時に予約をお取りにならなかった場合や、予約の変更につきましては、耳鼻咽喉科外来受付(0263−37−2789、2791、2793 : 平日、15:00〜17:00)へ事前にご連絡下さいますようお願いいたします。

鼻副鼻腔の内視鏡手術 ・ナビゲーションを用いた内視鏡手術
近年、各施設において鼻副鼻腔手術への内視鏡の導入が盛んに進められております。当科においてもほとんどの鼻副鼻腔手術は内視鏡を用いて行われ良い治療成績を上げています。また近年のコンピューター機器の発達によって手術を行っている箇所をリアルタイムでモニターしながら行うナビゲーションを用いた手術が行われるようになってきました。当科ではこのナビゲーションを用いた内視鏡手術にも積極的に取り組んでいます。








難聴遺伝子診療外来 ![]()
最新の調査によると、先天性難聴の原因のおおよそ50%は遺伝子が原因であると考えられています。信州大学医学部附属病院耳鼻咽喉科では、難聴の原因特定の一環として、先進医療「先天性難聴の遺伝子診断」を実施しております。いままでの結果から、この遺伝子診断により30%から40%の方の難聴の原因を特定することが可能です。先進医療「先天性難聴の遺伝子診断」により難聴の原因が明らかとなった場合、難聴の程度や将来、難聴が悪化するかなどについての予測が可能となります。また、随伴する他の症状など臨床上有益な情報を得ることが出来ます。
難聴遺伝子診療外来では、先進医療「先天性難聴の遺伝子診断」の結果を元に、信州大学医学部附属病院遺伝子診療部の臨床遺伝専門医と、同耳鼻咽喉科の専門医が、1例ごとにプレカンファレンスを行い、予測されうる症状や予後、想定されうる不安要素などについてカウンセリング内容に関する検討を行ない結果の返却を行なっております。遺伝カウンセリングでは、遺伝に関する一般的な説明や、例えば次のお子さんがどのくらいの確率で難聴になるかなど、遺伝や難聴に関する不安を解消できるよう、丁寧にカウンセリングを行なっております。
先進医療 「先天性難聴の遺伝子解析」に関してはこちらを参照ください。

