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フレッシュキャンパスセミナー

2013.09.25

第61回信州大学全学教育機構(SGE)フレッシュキャンパスセミナーの開催記録

第61回.JPG

 

開催日時:平成25年5月24日(金) 18時~19時30分


講師:小川 幸司  (県総合教育センター専門主事)


題目:ねえ先生、世界史が何の役に立つのか説明してよ ~21世紀の世界史学を目指して~


概要: 日本の高校で学ぶ世界史は、外国の膨大な人名・国名を、ひたすら暗記させるものになっています。私は、そのような世界史の学び方には、 さしたる意義がないと考え、学界でことあるごとに“世界史教育の改革”を問題提起してきました。
 今回の講義では、第一に、日本の世界史教育がなぜこのような暗記強制になってしまったのかという経過を振り返りたいと思います。
 そして第二に、高校・大学を通じて暗記主義ではない「世界史学」が成り立つとすれば、それはどのような“学び”であるべきなのかを考えます。
 講義のタイトルにした問いかけは、マルク・ブロックの遺著『歴史のための弁明』の冒頭の有名な一節にちなんでいます。ブロックは、ファシズムに抗するレジスタンスの時代に、これを書きました。私は、「フクシマの時代」であり「東アジアの緊張の時代」でもある現代に、世界史を学ぶことの意味を考えたいと思います。私たちは普段、ふたつの目を使って周囲の風景を立体的に捉えています。 しかしこの効果は観察対象が遠くなればなるほど弱くなり、宇宙を見る場合には意味をなしません。

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