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フレッシュキャンパスセミナー

2012.02.23

第47回信州大学全学教育機構(SGE)フレッシュキャンパスセミナーの開催記録

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開催日時:平成24年1月27日(金) 18時~19時30分

 

講師:田中 祥貴  (信州大学全学教育機構准教授)               

 

題目:冤罪事件を考える - 憲法学的視座からの考察 -

 

概要:「法の目的は平和であり、そのための手段は闘争である。」( Rudolf von Jhering )
 近年、「足利事件」の再審無罪判決等を受けて、我が国の刑事手続のあり様が根底から揺らいでいます。
 もっとも、我が国では、かつて1950年代の免田・財田川・松山・島田の4大冤罪事件以降も、冤罪事件が後を断ちません。その原因はどこにあるのでしょうか。
 この点、これまでの冤罪事件が、単に、検察官・裁判官個人の誤認という主観的要因による偶発的な現象と捉えるのは、あまりに楽観的でしょう。むしろ、冤罪事件の背景には、これを必然的に生み出す刑事手続上の構造的要因があると看て取るべきです。 
 そこで今回のセミナーでは、冤罪事件の再発防止に向けて、我が国の刑事手続がいかにあるべきか、その制度改革のあり様について、また、「逮捕」「勾留」といった国家権力の発動に直面したとき、われわれ市民が、いかにして自分の身を冤罪から守るのか、そのために必要な法的権利について、憲法学の視座から基本的考察を行っていきます。

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