全学生が授業で高校までにパソコン利用体験をする時代となって、大学生にふさわしい情報教育が求められています。一方で身の回りで利用する情報機器の第一が携帯電話であり、それは電話機能を備えた情報処理機器でもあります。このため、現代における情報機器は「使いこなす」ものではなく場面に応じて機器やアプリケーションを選択し活用する時代となりました。そのような状況を踏まえた情報科目の設計・提案および実施を情報教育部門は担っています。
教員一覧
鈴木 治郎 教授 数 学(実験整数論)
「電子出版の現代」や「体験Web2.0ゼミ」では、インターネットを現代の出版メディアととらえる見方について、「統計学の数理」では、ブラックボックス化した統計学のメカニズムである数学的部分について、理解を深めます。
湯田 彰夫 教授 情報社会論、心理学
「統計学の基礎」では、人間の行動を対象とした研究に必要なデータ解析手法を解説します。「ネットワーク社会における情報科学」では、コンピュータの動作原理を解説するほか、情報社会の現状と問題点について考えます。
共通教育でのe-Learningの活用
e-Learningとは、情報通信技術を利用した教育方法です。コンピュータや携帯電話を介したネットワーク利用において、通常の講義と同等の内容となる学習を進めたり、通常の授業を支援したりするために、情報通信技術が活用されています。
通常の講義と同等の学習を行う完全自学自習式のe-Learningにおいては、通常の対面式の授業と異なり、時間や場所に制約されず、いつでもどこでも学習できる長所があります。対面式の授業のように、教室での教員との質疑や会話のやり取り、教室の仲間との議論や会話が直接できない短所もありますが、このようなコミュニケーションをe-Learningでは、掲示板等を用いた質疑応答や意見交換などを通じて行います。さらに、学習成果をより確実なものとするため、ネットワーク上での試験やレポート提出なども用意され、対面式授業に勝るとも劣らない授業になるよう配慮されています。
一方、通常の対面式の授業の中には、学生の学習を支援するためにe-Leaningを活用する科目も多くあります。授業時間外の学習支援となる確認問題や学習資料の提供がなされるなど、より学習効果の上がる授業が実現しています。欠席時のフォローアップや復習のために、講義の模様を動画で配信している科目もあります。通常の講義とe-Learningを併用することにより、対面型の授業とe-Learningのそれぞれの長所を生かした教育を行っています。
また、大学生活で必要となるコンピュータ利用などに関するスキルをつけるための学習教材も用意されています。表計算やワープロなどのアプリケーションの使い方を学習するものや、Webページの閲覧やメールの利用などのインターネットを使用する必要となる情報倫理教材などがあります。そのほかに、高校での学習を補強するための理科や数学に関する教材なども用意されています。
信州大学では、自ら主体的に学び、学び続けられる人材育成をめざして、自学自習目的の学習支援をe-Learningの活用で実現していくため、文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラム「自ら学び、学び続ける人材育成の基盤形成」というプロジェクトを進めています。



環境マインド教育部門





