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イベント情報詳細

2010.09.30  

10月22日(金)開催 第33回全学教育機構(SGE)フレッシュキャンパスセミナー:アメリカの初年次教育―トランジションとアカデミクスの両面からのサポート―

  1970年代に18才人口が急激に減少したアメリカでは、学生確保のために、社会人や退役軍人などの非伝統的な学生やこれまで大学に来なかった層の学生を受け入れざるを得なくなりました。学生の学力の低下とともに、大学という文化を全く知らない第一世代の学生(家族や親戚の中で初めて大学に入学した学生)が増えたことは、予算削減とも相まって教員の教育を著しく困難にし、かつ、二年次に進級できない学生を大量に増加させました。学生のドロップアウト率を下げて経営を安定させ、かつ優秀な教員をつなぎとめるために、初年次教育のプログラムは開発されてきました。
   数ある初年次教育プログラムの中でも、アパラチアン州立大学(ノースカロライナ州)はここ十年以上トップを走っています。2003年TIME誌の「カレッジ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、US NEWS & THE WORLD REPORTでも毎年初年次プログラムで全米10位に入り続けています。アパラチアン州立大学に2003年秋から2005年冬まで赴任し、フルタイムの教員として初年次生を中心に教えてきた経験を、ここでお話したいと思います。特に、アカデミックな勉強をしたことのない学生に読み書きを教え、ディスカッションをさせ、勉強への動機を引き出す地道な努力(アカデミクスへの支援)と、大学という空間で家族から引き離されて生活する学生たちを心身両面から支えて自立を促し、多様な人々と共生させるための努力(トランジションのための支援)の二つに焦点を当てて、ご紹介いたします。

 

【講師】

   加藤(かとう) 善子(よしこ) (信州大学全学教育機構[SGE]高等教育システム開発部 講師)

 

【略歴】

   神戸市出身。

   大阪大学人間科学部卒、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(博士・人間科学)。

   2003年8月よりアパラチアン州立大学・学際学部客員助教授(2005年12月まで)、その後、関西国際

   大学・初年次教育研究開発センター、立命館大学・教育開発推進機構を経て、2009年10月より現職。
   主要共著 濱名・川嶋編(2006)『初年次教育-歴史・理論・実践と世界の動向』(丸善)

   主要共訳書 リヒテンベルク著、山内乾史監訳(2008)『移民・教育・社会変動』(明石書店)


       
【日時】

   平成22年10月22日(金)18:00~19:30 (お話と質疑応答)

 

【場所】

   信州大学 全学教育機構(SGE) 大会議室 (南校舎2階最奥)
   松本キャンパス北側(美須々ケ丘高校南側と東側)に市営有料駐車場あり

   聴講自由  (定員60名。無料。申し込み不要)

 

 【主催・企画運営】

   信州大学全学教育機構(SGE)フレッシュキャンパスセミナー運営委員会

 

【問い合わせ先】

   同 上

   委員長・松岡(俊)、副委員長・高野

   0263-37-2285、3067(直通)

   学内内線7136、7342

   (※090-1866-4898[松岡携帯])

   ※講演終了後、講演者を囲んでささやかな懇親会を開きますので、こちらも御参加下さい。

   (会費1,000円)

   ※こちらからポスター(PDF)をご覧いただけます。

 

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