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『信大クリスタル』発進!
先鋭材料研究を支えるフラックスサイエンス

信大クリスタル 自然界で結晶・鉱物が成長するメカニズムに学び、手嶋研究室では最先端の先鋭結晶材料を創成しています。古くて新しい結晶育成技術フラックス法が信大の独自技術として世界で認知されて信大クリスタルが誕生しました。特に、浄水デバイス(イオン交換体)、次世代バッテリー(全固体電池)、ソーラー水素製造(可視光応答光触媒)あるいは生体デバイスなどに用いられる単結晶材料を世の中に提案・供給しています。今後も「笑顔のソリューションを。」をキーフレーズに、さまざまな先鋭材料を創製し、社会に貢献します。最近では,信大クリスタル関連製品が市場を賑わし,地域産業の価値創造を共に推進しています。

研究から広がる未来

結晶とは、原子や分子が規則正しく並んだ物質で、物質そのものの性能を最大限に発揮します。手嶋研究室では様々な分野で活躍するウルトラマンのような優れた結晶材料をコツコツと作っています。日々の努力の積み重ねが自身の未来を切り拓きます。

卒業後の未来像

手嶋研究室では、特に環境・エネルギーに関心をもつ先鋭材料・デバイス研究者を輩出しています。卒業生・修了生は、アカデミック分野をはじめ、化学・材料系、自動車・エネルギーあるいは電機・精密機器などの幅広い分野で研究者・技術者として活躍しています。

物質化学科 手嶋 勝弥 教授 (兼:環境機能工学科) Link

名古屋大学で博士(工学)を取得後、2005年信州大学助手を経て、2011年より現職(先鋭材料研究所長・学長特別補佐兼務)。2019年に卓越教授の称号付与。専門は無機材料化学。夢七訓を胸に刻み、研究・教育に励む。元々、丸坊主で白球を追い続けた野球少年。

【私の学問へのきっかけ】
わたしは、ひたむきな野球少年として高校生まで過ごしました。しかし、野球の最中に前歯を折ってしまい、父の勤める歯科医院でその治療を受けました。その際、ある顆粒(白色粉末)を手渡されました。神経を取り除き、半分になった前歯の空洞にこの顆粒を詰めました。人工歯と生体の親和を促進するんだと教えられました。これがアパタイト(顆粒)との出会いであり、その時、とにかく『すごいな』と思い、化学に興味を抱きました。大学での研究室選びでアパタイトを研究する研究室に飛び込みました。この瞬間、わたしは無機結晶研究の第一歩を踏み出しました。

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